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○1 患者申出療養の総括報告書に関する評価について-1 (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000203222_00017.html |
出典情報 | 患者申出療養評価会議(第31回 3/18)《厚生労働省》 |
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患者申出療養 総括報告書に関する評価表(旧告示 002)
評価委員
主担当: 五十嵐
副担当: 大門
患者申出療養の名称
技術専門員: 磯部
耳介後部コネクターを用いた植込み型補助人工心臓による療
養
申請医療機関の名称
医療技術の概要
大阪大学医学部附属病院
重症心不全に対しては心臓移植が最終的な治療手段である
が、特に我が国ではドナー不足が深刻な状況であり、ほとんど
の患者が植込み型補助人工心臓(LVAD)の補助を受けて待機
している。一方で心臓移植の基準を満たさない症例でも、内科
的治療だけでは予後が悪く、LVAD治療が予後を改善すること
が知られており、海外においては心臓移植に関係なく広く重症
心不全患者に有効な治療として植込み型 LVADが普及してい
る。このような症例に対するLVAD植込み治療をDT
(Destination Therapy、長期在宅治療)と呼ばれている。
DTは今のところ国内において保険上は承認されていない
が、2016年に植込み型 LVADのDT治験(HeartmateⅡ)が開始
された。しかし、本邦のDTの適応も心臓移植の基準をほぼ踏
襲しており、多くの心臓移植適応外の心不全患者が希望しても
参加できないのが現状である。
本療養の目的は、本邦では未承認デバイスである「耳介後部
コネクターを用いたJarvik2000®植込み型補助人工心臓システ
ム」(耳介後部モデル)を用いた場合の、植込み術後6ヵ月まで
の安全性を確認することである。研究期間は5年、登録症例数
は6例を予定する。
医療技術の試験結果
○ 安全性の評価結果:
主要評価項目
[植込み後 6 ヶ月時点までのドライブライン(以下「DL」という。)
感染の有無及び有害事象の発生状況]
・ 本研究における評価可能な症例について、DL 感染が確認
された割合は 0 %(0/1 例)であった。
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評価委員
主担当: 五十嵐
副担当: 大門
患者申出療養の名称
技術専門員: 磯部
耳介後部コネクターを用いた植込み型補助人工心臓による療
養
申請医療機関の名称
医療技術の概要
大阪大学医学部附属病院
重症心不全に対しては心臓移植が最終的な治療手段である
が、特に我が国ではドナー不足が深刻な状況であり、ほとんど
の患者が植込み型補助人工心臓(LVAD)の補助を受けて待機
している。一方で心臓移植の基準を満たさない症例でも、内科
的治療だけでは予後が悪く、LVAD治療が予後を改善すること
が知られており、海外においては心臓移植に関係なく広く重症
心不全患者に有効な治療として植込み型 LVADが普及してい
る。このような症例に対するLVAD植込み治療をDT
(Destination Therapy、長期在宅治療)と呼ばれている。
DTは今のところ国内において保険上は承認されていない
が、2016年に植込み型 LVADのDT治験(HeartmateⅡ)が開始
された。しかし、本邦のDTの適応も心臓移植の基準をほぼ踏
襲しており、多くの心臓移植適応外の心不全患者が希望しても
参加できないのが現状である。
本療養の目的は、本邦では未承認デバイスである「耳介後部
コネクターを用いたJarvik2000®植込み型補助人工心臓システ
ム」(耳介後部モデル)を用いた場合の、植込み術後6ヵ月まで
の安全性を確認することである。研究期間は5年、登録症例数
は6例を予定する。
医療技術の試験結果
○ 安全性の評価結果:
主要評価項目
[植込み後 6 ヶ月時点までのドライブライン(以下「DL」という。)
感染の有無及び有害事象の発生状況]
・ 本研究における評価可能な症例について、DL 感染が確認
された割合は 0 %(0/1 例)であった。
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