健康サポート機能充実事業（令和５年度厚生労働省予算事業）
事業目的
地域包括ケアシステムの更なる進展が求められる中、薬局薬剤師は、健康相談、要指導・一般用医薬品等の適正な販
売をはじめとしたセルフケア、セルフメディケーションの支援等の健康サポート業務に積極的に取り組む必要がある。
自治体による薬局・薬剤師や関係団体等と連携した地域全体の取組の実施を通じ、薬局薬剤師による健康相談等の健
康サポート機能の患者への認知向上や地域全体に普及を行うことを目的とする。
青森県

愛媛県

残薬調整の機会に、健康サポートを実施
ブラウン
バッグの活用

ポリファーマシー対策・フレイル予防の実施
マイナンバーカード利用

1. フレイル予防に関する
多職種の基礎研修会

処方医へ残薬調整等の
情報提供

お薬手帳の活用

薬局

多職種との連携

実施前に、薬剤師が研修を受講
残薬調整及び健康サポートを実施

2. お薬手帳に関する薬剤師向け・
住民向け説明会

多職種連携
お薬手帳への記入
残薬調整の記録
支援した内容
医師からの注意事項 等

〇一次調査
患者向け：残薬の経験や処分方法の聞き取り調査
薬局向け：患者個々の残薬調整実績や健康サポート実施状況を調査
〇二次調査
薬局向け：各薬局の健康サポート機能充実に係る好事例の調査

残薬調整を通して、患者に対して健康サポート機能
の充実につながった好事例の収集及び対人業務に関す
る効果を検証する。

3. ポリファーマシーの基礎・
実践研修会実施

ポリファーマシー・
フレイル予防の実施

その他、フレイル予防に関する住民向け啓発イベントを
開催することで、地域全体に薬局の健康サポート機能を普
及させ、住民の意識変容や残薬解消に伴う医療経済的効果
などを調査・検証する。
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