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資料2_地域における薬局・薬剤師のあり方について (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39614.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第4回 4/22)《厚生労働省》
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地域における薬局・薬剤師のあり方について(現状・課題)
現状・課題


令和元年の薬機法改正では、薬剤師の業務について、調剤後の継続的な服薬指導、服薬状況等の把握につい
て義務化し、服薬状況等の処方医等へのフィードバックについて努力義務とし、認定薬局制度の導入を実施。



「総合確保方針」※において、人口構成の変化や医療・介護需要の動向は地域ごとに異なることから、医療
及び介護の総合的な確保を進めていくためには、地域の創意工夫を活かせる柔軟な仕組みを目指すこと等が
求められている。



政府として医療DXの推進を進めており、オンライン資格確認や電子処方箋が活用されれば、薬剤の一元管
理や重複投薬や併用禁忌のチェック等も可能となる。



認定薬局については、年々増加しているもののその数は必ずしも十分ではなく、認知度も低い。
また、地域連携薬局は、24時間対応、在宅対応、麻薬の調剤、薬局間連携等の実施体制の確保、頻度や実
施回数は、一般の薬局より多い傾向にあったが、十分な実績があるとは言えない薬局も存在している。



健康サポート薬局の認知度は低い。一方で、地域によっては、薬局が他職種と連携して、健康支援に係る取
組を実施する事業が行われており、薬局薬剤師が健康サポート機能を発揮することが期待されていると考え
られる。



地域において求められる薬剤師サービスとして、在宅対応、夜間・休日の対応、健康サポート、新興感染
症・災害等の有事対応等があり、これら全てについて、地域の薬局が個別に対応することは困難であり、地
域全体で効率的・効果的に必要な薬剤師サービスを提供していく観点から、地域の薬局が連携して対応する
仕組みを構築することの検討も必要。

※ 医療介護総合確保法に基づく、地域における医療・介護を総合的に確保するための基本的な方針

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