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中間年薬価改定についてのアンケート調査(令和6年4月25日) (11 ページ)

公開元URL https://jpwa.or.jp/jpwa/wp-content/uploads/2024/04/topic_20240425.pdf
出典情報 中間年薬価改定についてのアンケート調査(4/25)《日本医薬品卸売業連合会》
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⑬ 中間年改定による従業員のモチベーションへの具体的な影響について教えてください。(2)

◼ 医薬品卸としては、医薬品の安定供給を通して、医療提供体制の維持のために使命感を持っ
て日々の業務に携わっているが、医薬品卸の現場担当者は、出口の見えない出荷調整への対
応で心身の負担が限界にきており、加えて中間年改定による更なる業務負荷もあり、結果と
して離職者が増加している。

◼ 物流面、管理部門も薬価改定により、仕入れ調整・価格変更作業に追われ、生産性の低下に
もつながっており、モチベーションは上がらない状況となっている。
◼ 出荷調整や製品の回収、コロナの対応等、数年前に比べMSの業務が大幅に増加している。
中間年改定で見積もりが終わったと思ったらすぐに次年度の見積もりがあるということで、
特に若手のMSの離職が多い。また業界のイメージも悪く、新入社員も入ってこない。
◼ 特にMSについては、現在1年中出荷調整品目の対応に追われている状態の中に、毎年の価格
交渉の業務もあり、本来の患者さんに役に立つ情報提供であったり、疾患啓発の活動での成
功体験を実感できる機会が減っている。社会に貢献しているという実感を感じにくい環境に
あり、離職につながっている。
◼ 業務量増加で朝礼等の開催が難しく、一体感を得られる機会喪失で孤立感を感じている。

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