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重篤副作用疾患別対応マニュアル 重症高血圧 令和5年12月 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/tp1122-1k.html
出典情報 重篤副作用疾患別対応マニュアル 重症高血圧(2023年12月)《厚生労働省》
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チコイド受容体拮抗薬が最も降圧効果が得やすい。
(4) 免疫抑制薬
中止は困難である場合が多く、降圧が必要な場合には、通常の降圧薬治療を
開始・増強する。降圧薬によっては、免疫抑制薬の血液中の薬物濃度を上昇さ
せる可能性があるため注意する。
(5)

エリスロポエチン製剤・HIF-PH 阻害薬

減量・中止を基本とする。必要があれば通常の降圧薬治療を開始・増強する。
(6)

エストロゲン

減量・中止を基本とする。降圧薬としては、原因が肝臓でのアンジオテンシ
ノーゲンの産生の亢進のため ACE 阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬
(ARB)が選択されるが、挙児希望などを考慮する場合がある。
(7)

モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬、抗うつ薬

減量・中止を基本とする。中止できない場合には、α遮断薬や中枢系交感神
経抑制薬を考慮する。
(8)

抗 VEGF 薬(vascular endothelial growth factor)

治療開始前から厳格な高血圧治療を行うとともに、治療開始後に高血圧が
発症・管理不良となった場合には、可能であれば減量・休薬し、必要があれば
通常の降圧薬治療を開始・増強する。
(9) マルチキナーゼ阻害薬
中止は困難である場合が多く、降圧が必要な場合は、通常の降圧薬治療を開
始・増強する。
(10) 経口血小板減少抑制薬/脾臓チロシンキナーゼ阻害薬
減量あるいは中止の検討は必要であるが、原疾患への影響を考慮する必要があ
るために、主治医に相談することが重要である。降圧が必要な場合は、通常の降
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