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05【資料2】小児に対するインフルエンザウイルスワクチンについて (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40343.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第25回 5/23)《厚生労働省》
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【1】小児に対するインフルエンザワクチンについて

(3)経鼻弱毒生インフルエンザワクチン等の有効性、安全性

クリーン
経鼻弱毒生インフルエンザワクチンについて

企業からの聞き取り情報

第一三共株式会社
製品名

フルミスト点鼻液

一般名

弱毒生インフルエンザワクチン(3価)

製品輸入元

AstraZeneka

効能又は効果

インフルエンザの予防

作用機序・特徴

• 鼻腔内投与後に鼻咽頭粘膜でウイルスが増殖し、粘膜抗体及び細胞性免疫を誘導する。
• ワクチン株の抗原遺伝子(HA及びNA)と低温馴化ウイルス株の遺伝子(抗原遺伝子以外)の遺伝子再集合により作製。

製品コンセプト

• 鼻腔内投与:注射が不要であり、被接種者及び接種者の負担軽減が期待できる。
• 粘膜免疫を誘導することで高い感染防御効果が期待される。

剤形・規格

点鼻用スプレー、0.2mL/噴霧容器

適応年齢

2歳以上19歳未満(EU: 17歳まで、米国: 49歳まで)

用法・用量

2歳以上19歳未満の者に、0.2 mLを1回

(各鼻腔内に0.1 mLを1噴霧)、鼻腔内に噴霧する。
有効性(海外)

6歳未満で筋注製剤と比較して感染抑制効果が高い。
※ 成人では筋注製剤に対する優越性は示されていない。
※ 50歳以上では本ワクチンの効果は示されていない。

安全性(海外)

2歳未満:入院例の頻度上昇、喘鳴の頻度上昇のため適応外

海外実績

13ヵ国(米国: 2003年、EU: 2012年)で上市済み
2023年4月現在:36の国と地域で承認済

出典:第一三共株式会社提供スライドより引用

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