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参考資料1 特定技能制度の受入れ見込数の再設定等について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40808.html
出典情報 外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会(第7回 6/19)《厚生労働省》
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「介護福祉士のキャリアアップにおける職場環境等の影響に関する調査研究事業」
(令和5年度老人保健健康増進等事業)報告書(概要)
株式会社日本能率協会
<山脈型キャリアモデルについて>
キャリアパスについては、全員がマネジメントを到達点としてキャリアアップしていくのではなく、認知症ケア・看取りケア等の特定の
スキル向上、地域全体の介護力向上なども含め、自らの選択で目指していくことが必要。
本人の能力や意欲、またライフステージに応じて、行きつ戻りつしながらキャリアを辿ることが想定される中で、山脈型キャリアモデル
のイメージについては、介護職にとってはそれぞれの意向やライフステージに応じたキャリアを選択できることが可視化されることにより、
自身のキャリアをイメージしやすくなるとともに、早期から自身のキャリアを意識して職務にあたることに寄与すると考えられる。
⓪介護実践(知識と技術の獲得を目指す)
利用者の尊厳の保持、自立支援、個別ケアといった介護実践の前提となる介
護の基本的な考え方を理解し、必要な知識・技術の獲得を目指していく。

①介護実践の深化(専門職としての深化)
一定のキャリアを積んだのちには、介護職のグループの中でリーダーの役割が
求められている。資格取得後も専門職としての倫理を基盤に、知識・技術の習得、
判断力を磨き、介護実践を深化させる。

②育成・指導
自職場の介護職に対する能力開発やその能力を引き出す支援、実習生への指導
など介護職チームメンバーや後進の育成を行う。

③サービスのマネジメント(介護職のまとめ役)
介護職のグループの中で、介護計画等に沿った介護サービスが提供されている
かをその質とともに把握し、その向上・改善に向けた対応や、多職種・多機関の
間で適切に情報をやりとりする。

④認知症ケア・看取りケア等の特定のスキルを極める
認知症の症状に応じた対応、医療やリハビリの必要性が高い方への対応、終末
期の方に対する看取りを含めた対応、障害の特性に応じた対応、複合的な支援ニ
―ズを抱える家族等への対応などに深い専門性を持ち実践している。

⑤現場に加え地域全体の介護力向上を進める
介護職のキャリア⓪~⑥の詳細は右に記載のとおり。また報告書では、
それぞれのキャリアの役割例と、そのキャリアにたどりつき、登っていく
ための研修例が整理されている。

地域の介護講座や小中学校での職業体験授業など、自職場外の介護職員や地域
住民に対して介護の知識や技術に関する育成・指導を行う。介護職自らが地域に
向けて介護のしごとの魅力ややりがい、誇りを発信することが期待されている。

⑥経営のマネジメント
出典:令和5年度老人保健健康増進等事業「介護福祉士のキャリアアップにおける職場環境等の影響
に関する調査研究事業」報告書(令和6年3月:株式会社日本能率協会)より引用・一部編集

介護サービスに関する経営指標(ex.稼働率や人員配置の適正化)の改善に取
り組んだり、施設・事業所全体の経営指標(ex.売上、利益、収支差額率、労働
分配率)の改善に取り組む。
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