専門性を活かして在留資格「介護」で働く

外国人介護職員 活躍のためのガイドブック
■ 在留資格「介護」の外国人介護職員と施設・事業所の担当責任者を対象にヒアリング調査を行い、その結果
を踏まえて施設・事業所向けのガイドブックを作成した。
■ 事業報告書およびガイドブックは、（公社）日本介護福祉士会のHPにて公開。
（https://www.jaccw.or.jp/projects/chousakenkyu）
【ガイドブック（抜粋）】
■長期就労のための支援とライフステージに応じた支援
・結婚、家族滞在、出産、育児等さまざまなライフステージの変
化とそれに対応する支援が必要。
・地域や職場で長く生活・就労するためには、生活のしやすさや
母国に帰りやすい環境を整えること等が必要。
■キャリアパス構築の支援
・キャリアパスは日本人介護職員にもわかりづらいもの。
イメージしてもらうための工夫は必要。
・日本語能力は、キャリアアップに大きく影響する。
■資格取得の支援
・養成施設ルートの場合、経過措置終了後は国家試験に合格しな

ければ介護福祉士になれない。特に再受験は、ハードルが高く
長期に活躍いただくために必要な課題や支援を、カテゴリー毎に
整理して紹介している。また、施設・事業所の参考となる情報を
を掲載している。具体的な事例は、外国人介護職員を受け入れて
いる施設・事業所はもちろんのこと、今後受入れを検討している
施設・事業所にも役立つ内容となっている。

受験に向けて、モチベーションを高めていくことが必要となる。

・資格取得支援を求める外国人介護職員の声は多い。分からな
い問題の解説や一緒に勉強するなどの工夫があるとモチベー
ションが保ちやすくなる。

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