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04 資料1-2 帯状疱疹ワクチンについて (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40826.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第26回 6/20)《厚生労働省》
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生ワクチン及び組換えワクチンの有効性についての知見
○生ワクチン、組換えワクチンのいずれにおいても、帯状疱疹、PHNに対する有効性が確認されている。
○有効性の持続期間について、生ワクチンでは数年~10年程度でワクチン効果が減衰すると考えられる。










• ZOSTAVAX接種後4~7年間では帯状疱疹発症及びPHN発症がそれぞれ39.6%、60.1%減少した。接種後7~11年間では、帯状疱疹発
症とPHN発症が、それぞれ21.1%、35.4%減少した。
• 60歳以上の176,078人を対象とした研究では、接種後1年以内の帯状疱疹発症阻止効果は68.7%だったが、接種8年目ではその効果
は4.2%に低下した。
※ZOSTAVAXは我が国で流通している生ワクチンと同じウイルス株(Oka株)のワクチンであり、同等の有効性が期待される。

組換えワクチン
• 日本を含む18か国で実施された組換えワクチンの第III相臨床試験(ZOE-50, ZOE-70)のフォローアップ調査(ZOE-LTFU)によると、
2回目接種後の追跡期間1年目の帯状疱疹予防効果は97.7%、2年目92.7%、3年目92.4%、4年目89.8%だった。8年、9年及び10
年におけるワクチン効果は、それぞれ≥83.3%、72.7%、73.2%だった。
• 10年後においても高いレベルでの抗gE抗体や、gEに対するCD4陽性細胞が確認された。

出典:帯状疱疹ワクチン ファクトシート

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