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04 資料1-2 帯状疱疹ワクチンについて (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40826.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第26回 6/20)《厚生労働省》
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生ワクチン及び組換えワクチンの費用対効果
○50歳から80歳までの5歳刻みの各年齢では、いずれの年代においても、生ワクチン、組換えワクチンの少なくとも
一方の費用対効果が良好だった。
○ファクトシートの基本シナリオにおける非接種と比較した生ワクチン・組換えワクチンの増分費用効果比:ICER(万円/QALY)は下
表のとおり。(500万円/QALY以上を色塗り)
接種対象

非接種対
生ワクチン

非接種対
組換えワクチン

50歳の者

257

322

55歳の者

242

265

60歳の者

284

202

65歳の者

348

256

70歳の者

355

493

75歳の者

345

568

80歳の者

320

566
(万円/QALY)

・令和6年度厚生労働科学研究費補助金(池田班)による分析結果。
・マルコフモデルを用いた先行研究をベースに「帯状疱疹の発症」「帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症」「PHN以外の合併症の発症」「帯状疱疹死亡」を
組み込んで評価した。
・帯状疱疹及び帯状疱疹後神経痛その他の合併症の罹患率は、SHEZ studyの罹患率データと宮崎スタディの推計データを用いた。50歳以上の帯状疱疹の罹
患率として、1,000人年あたり9.2人~12.9人の数値を組み込んでいる。
・罹患時のQOLの低下は、PHN合併の有無ごとに区分した先行研究の年代別データを用いた。PHN合併なしの場合の損失は0.014-0.017QALY、合併ありの
場合は0.118-0.179QALYであった。
・ワクチン費用は、生ワクチン10,000円・組換えワクチン40,000円(いずれもワクチンそのもののコストと接種費用(手技料等)を合算したもの)とした。
・帯状疱疹罹患後の医療費は、先行研究のデータをもとに、合併症なしが37,494円・PHN合併が123,852円・PHN以外の合併症併発例が70,941円とした。
・保健医療費支払者の立場として、ワクチン接種費用及び医療費を自己負担割合にかかわらず100%分析に組み込んだ。

出典:帯状疱疹ワクチン ファクトシート

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