よむ、つかう、まなぶ。
参考資料4 別添3_地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方(案) (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html |
出典情報 | 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
第2章 ポリファーマシー対策の進め方
・本章では地域で包括的に複数の主体(自治体、保険者、医師会、病院関係者、診療所関係
者、薬剤師会、薬局関係者、看護関係者、介護関係者、学識経験者等)と連携して、ポリ
ファーマシー対策を推進する場合の流れを例示している。
1.ポリファーマシー対策の体制づくり
(1) ポリファーマシーの概念を確認する
・多剤服用とは、単に服用する薬剤数が多いことを指す。
・ポリファーマシーとは、単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬
物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下等の問題につながる状
態であり、何剤からポリファーマシーとするかについての厳密な定義はない。
⇒ポリファーマシーの概念については、「総論編 p.2」を参照
(2) ポリファーマシー対策の目的を確認する
・高齢者は加齢による生理的な変化や複数の併存疾患を治療するための医薬品の多剤服
用等によって安全性の問題が生じやすい状況があることから、薬物療法の適正化(薬
物有害事象の回避、服薬アドヒアランスの改善、過少医療の回避)を目指し、高齢者
の特徴に配慮したよりよい薬物療法を実践して問題の解消・改善を図ることがポリフ
ァーマシー対策の目的である。
・地域でポリファーマシー対策を進めるためには、地域全体で処方意図や医療機関退院
後の方針について地域で共有することが必要になる。そのため、地域包括ケアシステ
ムにかかわる医療関係者・介護関係者との連携までを地域におけるポリファーマシー
対策の取組として捉えることが望ましい。
(3) 資料を取りそろえる
表7
取りそろえておくべき資料
・「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」
・「高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別)
)」
- 11 -
・本章では地域で包括的に複数の主体(自治体、保険者、医師会、病院関係者、診療所関係
者、薬剤師会、薬局関係者、看護関係者、介護関係者、学識経験者等)と連携して、ポリ
ファーマシー対策を推進する場合の流れを例示している。
1.ポリファーマシー対策の体制づくり
(1) ポリファーマシーの概念を確認する
・多剤服用とは、単に服用する薬剤数が多いことを指す。
・ポリファーマシーとは、単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬
物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下等の問題につながる状
態であり、何剤からポリファーマシーとするかについての厳密な定義はない。
⇒ポリファーマシーの概念については、「総論編 p.2」を参照
(2) ポリファーマシー対策の目的を確認する
・高齢者は加齢による生理的な変化や複数の併存疾患を治療するための医薬品の多剤服
用等によって安全性の問題が生じやすい状況があることから、薬物療法の適正化(薬
物有害事象の回避、服薬アドヒアランスの改善、過少医療の回避)を目指し、高齢者
の特徴に配慮したよりよい薬物療法を実践して問題の解消・改善を図ることがポリフ
ァーマシー対策の目的である。
・地域でポリファーマシー対策を進めるためには、地域全体で処方意図や医療機関退院
後の方針について地域で共有することが必要になる。そのため、地域包括ケアシステ
ムにかかわる医療関係者・介護関係者との連携までを地域におけるポリファーマシー
対策の取組として捉えることが望ましい。
(3) 資料を取りそろえる
表7
取りそろえておくべき資料
・「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」
・「高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別)
)」
- 11 -