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参考資料4 別添3_地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方(案) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
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表1

ポリファーマシーに関して現場で困っていることの例

・ポリファーマシー対策に関する医療・介護関係者等のコンセンサスが無い
・服用薬剤数が多く、服用方法の説明・管理が難しい
・ポリファーマシーに関連してせん妄や転倒が発生する

(3) 地域住民の理解を深める
地域住民向けのお薬相談会や健康相談会、高齢者のサロン、通いの場などでポリファー
マシーを取り上げ、地域住民の理解を深める。

・行政や薬剤師会などが、ショッピングセンターや地域交流会などの人が集まりやすい
場所で、地域の方を対象に健康啓発活動を行うなかで、講演、お薬相談会、パンフレ
ットの配布などを通じ、地域住民のポリファーマシー対策に対する理解を深めること
が重要である。

(4) 地域の医療・介護関係者等の理解を得る
地域の医療・介護関係者等に対し、訪問や講演などを通じて説明を行い、ポリファーマシ
ー対策を始めることに理解を得る。

・ポリファーマシー対策では処方医の理解を得ることが必要であるため、あらかじめ地
域の処方医に説明を行い、理解を得ることが重要である。
・また病院と異なり、地域でのポリファーマシー対策ではポリファーマシーの患者を
様々な機会でみつけることが想定される。具体的な機会としては、診療所、薬局、介
護施設、要介護者の居宅などが考えられる。またポリファーマシーを見つける職種等
としては、医師、薬剤師、看護師、ケアマネジャー、介護職員、民生委員、患者の家
族などが考えられる。
・ポリファーマシー対策を進めるにあたり、これらの関係者の理解を得るために、関係
者への訪問による説明、関係者が集まった場における講演など行い、理解を得ること
が重要である。

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