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資料2 増加する救急需要への対策に関する検討 (8 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-151.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(令和6年度第1回 6/21)《総務省》
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2 増加する救急需要への対策に関する検討
(4) 令和6年度の検討事項等
③ 検討事項(案) ~「求める側」について~
ⅱ)救急安心センター事業(♯7119)の活用
【問題意識】
• ♯7119については、認知度が高いほど利用率が高くなる傾向が見られ、救急医療相談割合は若年層が高い傾向が見ら
れることから、119番通報の前段階である♯7119の利用率を向上させるには、年代別の普及促進、認知度向上が必要。
例:横浜市 認知度:69.8% ♯7119利用率:8.3% 茨城県 認知度:16.0% ♯7119利用率:1.9%
※令和4年度時点
大阪府 救急医療相談割合:若年者49.5% 高齢者21.3% 東京都 救急医療相談割合:若年者42.1% 高齢者22.6% ※令和5年時点
(0歳~29歳)

(65歳以上)

(0歳~29歳)

(65歳以上)

【これまでの検討状況】
• 令和2年度検討会で、♯7119の普及促進には実施効果の分析・明確化が不可欠であり、認知度向上についても実効性
のある取組が期待されると報告された。
検討事項(案)
 ♯7119の普及促進、認知度向上に向けて、年代別(特に高齢者向け)の有効な広報策を検討する。
 ♯7119事業効果を再検証する手法を検討する。(例:導入地域の救急出動件数の動向分析 等)
ⅲ)医療との連携
【問題意識】
• 緊急性が低い119番通報の中には、かかりつけ医や在宅医療、高齢者施設等との連携強化や体調悪化時の対応の
取り決めにより円滑に対応可能と思われる事例がある。
【これまでの検討状況】
• 救急体制はかかりつけ医や高齢者福祉に係る様々な施策にも影響を受けるため、平時から医療等との連携が重要。
検討事項(案)
 かかりつけ医や在宅医療、高齢者施設等との連携強化や体調悪化時の対応の取り決めについて、 各施策分野の検討
内容を踏まえ、 119番通報前において円滑に対応する観点から整理する。

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