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令和6年度 予算執行調査の調査結果の概要(6月公表分) (4 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2024/sy0606/0606b.html
出典情報 令和6年度 予算執行調査の結果を公表します(6月公表分)(6/28)《財務省》
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(10)取締機器整備経費(無人航空機・スマートグラス)(財務省:一般会計)
調査事案の概要
税関における不正薬物等の水際取締業務において、先端技術を活用した業務の効率化に資する施策の一つとして、無人航空機
及びスマートグラスを導入している。無人航空機及びスマートグラスについては、導入後一定の期間が経過していることから効
果等の検証を行うもの。
【調査対象予算額】令和5年度:12,195百万円の内数(参考 令和6年度:12,233百万円の内数)

調査結果


無人航空機の活用については、使用実績が低調なため、導入効果
の検証が行える程の実績は確認できなかった
・ 日々の巡回時に使用することを想定し配備されているが、1機当
たりの使用回数については年平均17回、最大でも37回であった。
⇒(要因1)風速5m/s以上で飛行を停止する運用(※)を行って
いるが、主要港近辺での風速は平均274/366日で5m/s以上を記録
しているため、使用できる日が限られる。
※国土交通省策定のマニュアルに沿った運用
⇒(要因2)一部の税関では、港湾管理者への飛行申請の包括協議
がなされておらず、申請から10日程度の期間を要する場合もある
ため、対象船舶の運航スケジュールの変更などへの対応が困難。
スマートグラスについては、検査時間(移動時間)の短縮に効率
化が認められる一方、スマートフォンの方が便利であるという現場
職員の意見が8割を超える
・ スマートグラスの使用による検査時間(移動時間)の効率化につ
いて、2週間のサンプル調査を行ったところ、110時間以上の検査
の効率化が確認できた。
【図】遠隔検査の際に便利だと考
7%
9%
n=210
・ 一方、ハンズフリーの遠隔検査機器というこ える機器 (19人)
(14人)
とを重視し導入したものの、書面調査の結果、
現場職員からは、「レンズに投影される画像に
84%(177人)
よる視界の制限」等の理由から使用割合は6割
を下回り、8割以上の職員からはスマートフォ
スマートグラス
スマートフォン
ンでの検査を希望する結果となった【図】。
タブレット

今後の改善点・検討の方向性


無人航空機については、天候により使用
が制限されるため、当初想定していた港湾
地区や島しょ部での使用に適しているとは
言い難い。
また、港湾管理者への包括申請の協議を
はじめとした事務的な問題は配備前に解決
すべき。
使用実績に乏しく、導入効果の検証も行
えない現下の状況では、新たな配備につい
ては認められない。



スマートグラスについては、ハンズフ
リーの検査によるメリットよりも使い勝手
を現場職員は求めており、今後の機器の導
入に当たっては、現在と同等のパフォーマ
ンスを前提に、スマートフォンへの機器の
切替えを含めた効果的な機器の導入に努め
ること。





先端技術の導入に当たっては、既存機器
を活用しての対応の可否、当該技術の活用
事例を基にした使用方策の検討を徹底した
上で、スポット導入による効果の検証を行
うこと。