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地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41542.html
出典情報 「「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」及び 「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」について」の通知発出について(7/22)《厚生労働省》
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患者がお薬手帳を 受診時・来局時のチェ 検査値、処方変更の理
医師・薬剤師側 持参しているか確 ックリストにお薬手 由なども記載する
認漏れがある

帳を含める

・2023 年 1 月よりオンライン資格確認の基盤を活用した電子処方箋の処方・調剤情
報の運用が開始された。また電子処方箋4やマイナポータルと連携した電子版お薬手
帳などにより薬剤情報を電子的・一元的に管理する方法も活用しながら、患者の処方
状況を正確に把握する。

(3) 「効率的に対象患者の抽出を行いたい」
・地域でポリファーマシー対策を進める際の効率化の方策としては、デジタルやツール
を活用することが考えられる。

(具体的な対応策)
・薬局においてポリファーマシー患者の検出機能を入れた電子薬歴システムを使用する
ことが考えられる。
・保険者においてレセプト分析で特定の条件を設定し、ポリファーマシーの可能性の高
い候補者を抽出することが考えられる。
・診療所において電子カルテをカスタマイズし、ポリファーマシーが疑われる症状のカ
ルテ記載や、年齢、処方薬数、薬剤種類などの条件から、対象患者を自動的に抽出で
きるようにする。
・受診時にポリファーマシーが疑われるか否かを検出できるお薬問診票5を用いること
が考えられる。

4

令和5年度 厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬安全対策課委託事業「高齢者の医薬品適正使用推進事業に係

る実態調査・検討一式」で実施したアンケート結果により、電子処方箋に対応している病院のうち、約 2 割の病
院が電子処方箋をポリファーマシー対策で活用したことが把握された。
5
お薬問診票の様式(国立長寿医療研究センター)のリンク URL
https://www.ncgg.go.jp/hospital/overview/organization/documents/20230825_monshin.pdf

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