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地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41542.html |
出典情報 | 「「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」及び 「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」について」の通知発出について(7/22)《厚生労働省》 |
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はじめに
令和3年3月に、病院においてポリファーマシー対策の取組を始める際や業務運営体制
を体系的に構築・運営する際に役立てていただくためのツールとして「病院における高齢
者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」をとりまとめた。
ポリファーマシー対策は病院だけでなく地域全体で取り組むと実効性がより高まること
から、今般、地域においてもポリファーマシー※1対策を行う際に役立てていただくため、
以下の2つを目的として本書をとりまとめた。地域では、必ず複数の医療提供施設が連携
してポリファーマシー対策を実施するため、病院におけるポリファーマシー対策とは異な
り、患者と直接接する医療従事者が自ら対応可能なところから始めるという意識が特に重
要である。
1つ目は、地域においてポリファーマシー対策を始める際に取組初期に直面する課題を
解決するためのまず目の前の患者にどう対応するかという視点で活用してもらうことを目
的としており、この内容を第 1 章にまとめた。2つ目は、ポリファーマシー対策を地域全
体で進めるため、ポリファーマシーを実施する上での地域のマニュアル等を整備し、業務
をより効率的に行う参考資料として活用してもらうことを目的としており、この内容を第
2 章にまとめた。
本書は、高齢者の医薬品適正使用の指針(以下、指針)を活用し、ポリファーマシー対策
の取組を進めるツールとして作成されたものであることから、主たる利用対象は医師、歯
科医師、薬剤師としながらも、広くポリファーマシー対策にかかわる関係者も利用対象と
して想定している。
※1:地域におけるポリファーマシー対策とは、診療所と薬局とが連携して行う場合や市
区町村単位で行政、医療、介護、学識経験者などの主体が会議体などを通じて連携して行
う場合などを想定する。
「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」
で想定する病院が主導してポリファーマシー対策を行う場合以外の状況を想定している。
本文では、指針・総論編及び各論編(療養環境別)で参照すべき箇所を「総論編 p.●を
参照」「各論編 p.●を参照」などとして示している。本書とあわせてご確認いただきたい。
令和3年3月に、病院においてポリファーマシー対策の取組を始める際や業務運営体制
を体系的に構築・運営する際に役立てていただくためのツールとして「病院における高齢
者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」をとりまとめた。
ポリファーマシー対策は病院だけでなく地域全体で取り組むと実効性がより高まること
から、今般、地域においてもポリファーマシー※1対策を行う際に役立てていただくため、
以下の2つを目的として本書をとりまとめた。地域では、必ず複数の医療提供施設が連携
してポリファーマシー対策を実施するため、病院におけるポリファーマシー対策とは異な
り、患者と直接接する医療従事者が自ら対応可能なところから始めるという意識が特に重
要である。
1つ目は、地域においてポリファーマシー対策を始める際に取組初期に直面する課題を
解決するためのまず目の前の患者にどう対応するかという視点で活用してもらうことを目
的としており、この内容を第 1 章にまとめた。2つ目は、ポリファーマシー対策を地域全
体で進めるため、ポリファーマシーを実施する上での地域のマニュアル等を整備し、業務
をより効率的に行う参考資料として活用してもらうことを目的としており、この内容を第
2 章にまとめた。
本書は、高齢者の医薬品適正使用の指針(以下、指針)を活用し、ポリファーマシー対策
の取組を進めるツールとして作成されたものであることから、主たる利用対象は医師、歯
科医師、薬剤師としながらも、広くポリファーマシー対策にかかわる関係者も利用対象と
して想定している。
※1:地域におけるポリファーマシー対策とは、診療所と薬局とが連携して行う場合や市
区町村単位で行政、医療、介護、学識経験者などの主体が会議体などを通じて連携して行
う場合などを想定する。
「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」
で想定する病院が主導してポリファーマシー対策を行う場合以外の状況を想定している。
本文では、指針・総論編及び各論編(療養環境別)で参照すべき箇所を「総論編 p.●を
参照」「各論編 p.●を参照」などとして示している。本書とあわせてご確認いただきたい。