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資料2 亀井構成員提出資料、細野構成員提出資料 (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41718.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第2回 8/1)《厚生労働省》
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新生児蘇生の必要性の判断はいつ行うか?
チームメンバーによるブリーフィング、
感染予防、物品の確認

目標SpO2値
経過時間
1分
3分
5分
10分

出生

出生直後の
チェックポイント
・早産児
・弱い呼吸・啼泣
・筋緊張低下

すべて認めない

ルーチンケア
(母親の側で)
保温
気道開通
皮膚乾燥
更なる評価

いずれかを認める





60




保温、体位保持、気道開通
(胎便除去を含む) 皮膚乾燥と刺激

呼吸・心拍を確認
SpO2モニタ装着を検討

自発呼吸あり かつ
心拍100 /分以上

共になし
努力呼吸
チアノーゼ(酸素化不良)
の確認

自発呼吸なし
あるいは心拍100 /分未満
人工呼吸 (a)
SpO2モニタ装着
ECGモニタ装着を検討

100 /分以上

60~100 /分未満
心拍数確認

換気が適切か 必ず確認
気管挿管を検討 (b)

60/分未満

人工呼吸 (+酸素) と胸骨圧迫 (1:3) (c)

心拍数確認

60/分以上

60/分未満
アドレナリンの投与を検討

心拍数確認

SpO2値
60%以上
70%以上
80%以上
90%以上

60/分以上

60/分未満
人工呼吸と胸骨圧迫に加え以下の実施を検討
・ 原因検索
・ 生理食塩水 (出血が疑われる場合)

心拍 60 /分以上に回復したら人工呼吸へ戻る

どちらかあり

SpO2モニタ装着し
必要時CPAPまたは酸素投与

改善傾向
あり

共になし
努力呼吸
チアノーゼ(酸素化不良)
の確認
改善傾向
なし
原因検索を行いながら
・努力呼吸と酸素化
不良が共に続く場合は
人工呼吸を検討

蘇生後のケア
・注意深く呼吸
観察を継続

・酸素化不良のみ
続く場合はチアノーゼ性
心疾患を鑑別

(a) 心拍またはSpO2値の改善がなければ酸素を追加・
増量する。
(b) 適切に換気できていない場合は、すぐに胸骨圧迫
に進まず、まずは有効な換気の確保に努める。
(c) 人工呼吸と胸骨圧迫:1分間では人工呼吸30回と
胸骨圧迫90回となる。

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