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参考資料7ー2 がん研究10か年戦略(第5次) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42068.html
出典情報 がん対策推進協議会(第90回 8/5)《厚生労働省》
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国際連携を念頭においた、小児がん患者の長期フォローアップシステム
と情報収集体制の構築に資する研究
小児・AYA 世代のがん患者のライフステージに応じた療養環境への支援
や長期フォローアップ等の医療提供体制の構築に関する研究
小児・AYA 世代のがん患者やその家族等の経済負担を含む心理・社会的
な課題の解決に資する研究及び教育や就労支援等に係る更なる対策のた
めの調査研究

(4-3)高齢者のがん






併存疾患やライフステージに応じた標準治療開発のための新たな評価指
標に関する研究
高齢者が抱える併存疾患や臓器障害を加味した、リアルワールドデータ
の活用を含む新規治療・技術の有効性・安全性の検証及び実装に係る臨
床試験
高齢のがん患者を対象とした腫瘍循環器学や腫瘍腎臓病学等のがん関連
学際領域に関する研究
基本計画に基づく、人生の最終段階も含めた、高齢のがん患者の療養環
境の支援に資する研究

(5)がんの予防、がんの診断・治療の開発、がんとの共生を促進するための
分野横断的な研究(一部再掲)
(5-1)がんの本態解明
新しい予防・診断・治療法を創出するためには、それらの根底となるがん
の本態についての理解を深める研究を着実に進展させることが重要である。
ゲノム、トランスクリプトーム、エピゲノム、プロテオーム、メタボローム
技術などのオミックス解析技術の進展に伴い、臨床検体を用いた網羅的なデ
ータ取得が高度化し、ヒトでのデータが充実してきているほか、非患者を含
むゲノム解析等のデータが蓄積してきた。また、細胞老化ががん及び微小環
境に与える影響が明らかになりつつあり、がんの予防・治療への応用が期待
されている。一方で、前がん病変を含む超早期・微小がんの分子生物学的プ
ロファイルに基づく発がんや再発機構の解明が未だ不十分であり、ゲノム解
析、マルチ・オミックス解析の結果が個体全体での表現型を十分に説明でき
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