よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 新たな地域医療構想を通じて目指すべき医療について (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42839.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第7回 8/26)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

現行の地域医療構想の評価について
• 現行の地域医療構想においては、病床の機能分化・連携を進めない場合は高齢化により2025年時点で152万床程度の病床が必要と推
計されたが、①一般病床のC3基準未満の医療資源投入量の患者数は在宅医療等の医療需要とすること、②療養病床の医療区分1の患
者の70%は在宅医療等の医療需要とすること、③療養病床の入院受療率の地域差解消の取組を進めることにより、2025年時点の必要
病床数を119万床程度とする目標としている。
• 2025年時点の必要病床数の推計値(病床の機能分化・連携を進めない場合)と、2022年度の診療実績(NDBのデータ)に基づく
2025年時点の推計値を比べると、①一般病床のC3基準未満の患者に係る病床数は11.8万床から4.3万床に減少(64%減)、②療養
病床の医療区分1の患者に係る病床数は12.5万床から3.0万床に減少(76%減)、③医療区分1以外の慢性期病床の減少は11.9万床
に近い11.3万床の減床となっている。
①C3基準未満の患者に係る病床

現行の地域医療構想の病床の推計値と
(万床)

2023年度病床機能報告の病床数

万床

15

C3基準未満の患者に係る病床数の推計値(2025年時点)
64%減

10

160

151.7

140

13.0

120

40.1

5

4.3
0

119.1
13.0

119.3
16.0

100
80

37.5

40.1

20

37.5
61.1

高度急性期
急性期

52.5

60
40

11.8

28.4

30.3

2025年

2025年

2023年

病床の機能分化・連
携を進めない場合の必
要病床数の推計値

現行の地域医療構想
における必要病床数

万床

15
10

慢性期

5

0

2022NDB等の現状投影

②療養病床の医療区分1の患者に係る病床

回復期

20.4

病床の機能分化・連携
現行の地域医療構想
を進めない場合の必要
入院外移行前
病床数の推計値

0

療養病床の医療区分1の患者に係る病床数の推計値(2025年時点)
76%減
12.5

3.0
病床の機能分化・連携
現行の地域医療構想
を進めない場合の必要
入院外移行前
病床数の推計値

2022NDB等の現状投影

③医療区分1以外の慢性期病床の減少
△ 20
万床

医療区分1以外の慢性期病床の減少の推計値(2025年時点)

病床機能報告

※病床機能報告の集計結果と将来の病床の必要量は、各構想区域の病床数を機械的に足し合わせ
たものであり、また、それぞれ計算方法が異なることから、単純に比較するのではなく、詳細
な分析や検討を行った上で地域医療構想調整会議で協議を行うことが重要。

0

△11.9

△11.3

現行の地域医療構想
現行の地域医療構想

2022NDB等の現状投影

36