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令和7年度予算概算要求の概要 (7 ページ)

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出典情報 令和7年度予算概算要求の概要(8/28)《厚生労働省》
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令和7年度 厚⽣労働省予算概算要求における重点要求(ポイント)
Ⅰ.全世代型社会保障の実現に向けた保健・医療・介護の構築
創薬⼒強化に向けたイノベーションの推進と医薬品等の安定供給確保
ドラッグラグ・ドラッグロスの解消に向けて、有望シーズの実⽤化促進、研
究開発環境の整備による創薬⼒の抜本的強化を図るとともに、医薬品等の安定
的な供給を実現する。
○有望なシーズの医薬品・医療機器等への実⽤化の促進

113億円(71億円)

計数は令和7年度概算要求額、( )内は令和6年度当初予算額

○医薬品等の安定供給の推進
17億円(1.7億円)
 医薬品の供給状況把握のための体制整備
 抗菌薬の安定供給に向けた体制整備
 海外依存度の⾼い原薬等の供給リスク低減に向けた⽀援
 献⾎⾎液や⾎漿分画製剤の確保対策
 後発医薬品の信頼確保・安定供給のための体制・取組の強化や産業構造改⾰

医療・介護におけるDX、地域医療・介護の基盤強化の推進等

 ファースト・イン・ヒューマン(FIH)試験実施体制の整備や海外スタートアップ等
医療・介護におけるDXの推進等により、⽣産性の向上を図るとともに、安
の治験等の⽀援を⾏うワンストップサービス窓⼝の設置など国際競争⼒ある臨床試験
⼼で質の⾼い医療・介護サービスの提供を図る。
体制の整備
また、⾼齢化の更なる進展や⼈⼝減少に対応するため、限りある資源を有効
 次世代バイオ医薬品の製造・開発を担う⼈材の育成⽀援
に活⽤しながら、質の⾼い効率的な医療・介護サービスの提供体制を確保する。
 MEDISOの機能強化やグローバルな創薬エコシステム構築に向けた⽀援 そのため、地域医療構想の推進や地域包括ケアシステムの構築等に向けた施策
を推進する。
 ⼩児・希少疾病⽤医薬品等におけるドラッグロス解消に向けた取組の強化
 医薬品・医療機器開発におけるレジストリ(疾患登録システム)の利活⽤を ○医療・介護分野におけるDXの推進等
358億円(201億円)
加速させるクリニカル・イノベーション・ネットワーク構想の推進
 電⼦カルテの導⼊と情報の標準化等による全国医療情報プラットフォームの
 創薬⼒強化に向けた早期薬事相談・⽀援の強化
構築、オンライン資格確認等システム等の基盤強化及び保健医療介護情報の
 リアルワールドデータの薬事活⽤、プログラム医療機器の早期実⽤化に向け
活⽤促進
た取組の促進
 マイナ保険証の利⽤促進に向けた取組
 ⾰新的医療機器の創出に向けた産業振興拠点の強化
 電⼦処⽅箋の更なる全国的な普及拡⼤
 再⽣・細胞医療・遺伝⼦治療の実⽤化の促進

 診療報酬改定DXの取組の推進
○研究開発によるイノベーションの推進
662億円(554億円)
 がん・難病に対する全ゲノム解析及びゲノム医療の推進
 臨床開発・薬事規制調和に向けたアジア拠点の強化
 AIを活⽤した創薬に向けたプラットフォームの整備及び活⽤促進
 ⽇本医療研究開発機構(AMED)における研究及び厚⽣労働科学研究の推


 科学的介護推進のためのデータベースの機能拡充
 介護・障害福祉分野におけるテクノロジー開発・導⼊促進に向けた⽀援の推

 医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策の強化
 医療安全の更なる向上・病院等の事務効率化に資する医薬品・医療機器等の
製品データベースの構築の推進
 整合的かつ効率的な審査⽀払機能の運⽤に向けた国保総合システムの改修

※物価⾼騰対策、賃上げ促進環境整備対応等を含めた重要な政策については、予算編成過程において検討する。
※薬価改定への対応については、予算編成過程で検討する。
※「防災・減災、国⼟強靱化のための5か年加速化対策」に基づく社会福祉施設等の耐震化等については、予算編成過程で検討する。



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