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参考資料 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に向けた議論の整理 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43363.html |
出典情報 | 社会保障審議会 医療部会(第110回 9/5)《厚生労働省》 |
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な診療及び保健指導を行い、自己の専門性を超えて診療や指導を行えない場合には、地
域の医師、医療機関等と協力して解決策を提供する機能
(参考)平成 25 年8月の日本医師会・四病院団体協議会合同提言「かかりつけ医は、日常
行う診療においては、患者の生活背景を把握し、適切な診療及び保健指導を行い、自己
の専門性を超えて診療や指導を行えない場合には、地域の医師、医療機関等と協力して
解決策を提供する。」
<当該機能に係る報告事項>
① 「具体的な機能」を有すること及び「報告事項」について院内掲示により公表して
いること
②
かかりつけ医機能に関する研修※1の修了者の有無、総合診療専門医の有無(有無を
報告すれば可)
・ 改正医療法施行後5年を目途として、研修充実の状況等を踏まえ、かかりつけ医
機能に関する研修の修了者がいること又は総合診療専門医がいることを報告するこ
とについて改めて検討する。
※1 かかりつけ医機能に関する研修の要件を設定して、該当する研修を示す。
③
17 の診療領域※2ごとの一次診療の対応可能の有無、いずれかの診療領域について一
次診療を行うことができること(一次診療を行うことができる疾患※3も報告する)
医療に関する患者からの相談に応じることができること(継続的な医療を要する者
への継続的な相談対応を含む)
・ 改正医療法施行後5年を目途として、制度の施行状況等を踏まえ、一次診療・患
者相談対応に関する報告事項について改めて検討する。
※2 皮膚・形成外科領域、神経・脳血管領域、精神科・神経科領域、眼領域、耳鼻咽
喉領域、呼吸器領域、消化器系領域、肝・胆道・膵臓領域、循環器系領域、腎・泌
尿器系領域、産科領域、婦人科領域、乳腺領域、内分泌・代謝・栄養領域、血液・
免疫系領域、筋・骨格系及び外傷領域、小児領域
※3 報告できる疾患は、患者調査による推計外来患者数が多い傷病を基に検討して設
定する。
(例)一次診療に関する報告できる疾患案(40疾患)
傷病名
推計外来患
者数(千人)
主な診療領域
高血圧
590.1
9. 循環器系
腰痛症
417.5
16. 筋・骨格系及び外傷
関節症(関節リウマチ、脱臼)
299.4
16. 筋・骨格系及び外傷
かぜ・感冒
230.3
6. 呼吸器、17.小児
皮膚の疾患
221.6
1.皮膚・形成外科、17.小児
糖尿病
210
外傷
199.1
脂質異常症
153.4
14. 内分泌・代謝・栄養
16. 筋・骨格系及び外傷、
17.小児
14. 内分泌・代謝・栄養
下痢・胃腸炎
124.9
7. 消化器系
慢性腎臓病
124.5
10. 腎・泌尿器系
がん
109.2
-
喘息・COPD
105.5
6. 呼吸器、17.小児
アレルギー性鼻炎
104.8
6. 呼吸器、17.小児
うつ(気分障害、躁うつ病)
91.4
3. 精神科・神経科
骨折
86.6
16. 筋・骨格系及び外傷
結膜炎・角膜炎・涙腺炎
65
4. 眼
白内障
64.4
4. 眼
緑内障
64.2
4. 眼
骨粗しょう症
62.9
16. 筋・骨格系及び外傷
不安・ストレス(神経症)
62.5
3. 精神科・神経科
認知症
59.2
2. 神経・脳血管
脳梗塞
51
2. 神経・脳血管
傷病名
推計外来患
者数(千人)
主な診療領域
統合失調症
50
3. 精神科・神経科
中耳炎・外耳炎
45.8
5. 耳鼻咽喉、17.小児
睡眠障害
41.9
3. 精神科・神経科
不整脈
41
9. 循環器系
近視・遠視・老眼
39.1
4. 眼、17.小児
前立腺肥大症
35.3
10. 腎・泌尿器系
狭心症
32.3
9. 循環器系
正常妊娠・産じょくの管理
27.9
11. 産科
心不全
24.8
9. 循環器系
便秘
24.2
7. 消化器系
頭痛(片頭痛)
19.9
2. 神経・脳血管
末梢神経障害
17.2
2. 神経・脳血管
難聴
17.1
5. 耳鼻咽喉
頚腕症候群
17
16. 筋・骨格系及び外傷
更年期障害
16.8
12. 婦人科
慢性肝炎(肝硬変、ウイルス性肝炎)
15.3
8. 肝・胆道・膵臓
貧血
12.3
15. 血液・免疫系
乳房の疾患
10.5
13. 乳腺
※ 一次診療を行うことができるその他の疾患を報告できる記載欄を設ける。
出典:厚生労働省令和2年「患者調査」全国の推計外来患者数
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032211984&fileKind=1
【上記例の設定の考え方】
・一次診療に関する報告できる疾患は、患者調査による推計外来患者数が多い傷病を基に検討して設定する。
・推計外来患者数が1.5万人以上の傷病を抽出。該当する傷病がない診療領域は最も推計外来患者数の多い傷病を追加。ICD-10中分類を
参考に類似する傷病を統合。
・XXI 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用、その他の大分類の疾患、歯科系疾患は除く。
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域の医師、医療機関等と協力して解決策を提供する機能
(参考)平成 25 年8月の日本医師会・四病院団体協議会合同提言「かかりつけ医は、日常
行う診療においては、患者の生活背景を把握し、適切な診療及び保健指導を行い、自己
の専門性を超えて診療や指導を行えない場合には、地域の医師、医療機関等と協力して
解決策を提供する。」
<当該機能に係る報告事項>
① 「具体的な機能」を有すること及び「報告事項」について院内掲示により公表して
いること
②
かかりつけ医機能に関する研修※1の修了者の有無、総合診療専門医の有無(有無を
報告すれば可)
・ 改正医療法施行後5年を目途として、研修充実の状況等を踏まえ、かかりつけ医
機能に関する研修の修了者がいること又は総合診療専門医がいることを報告するこ
とについて改めて検討する。
※1 かかりつけ医機能に関する研修の要件を設定して、該当する研修を示す。
③
17 の診療領域※2ごとの一次診療の対応可能の有無、いずれかの診療領域について一
次診療を行うことができること(一次診療を行うことができる疾患※3も報告する)
医療に関する患者からの相談に応じることができること(継続的な医療を要する者
への継続的な相談対応を含む)
・ 改正医療法施行後5年を目途として、制度の施行状況等を踏まえ、一次診療・患
者相談対応に関する報告事項について改めて検討する。
※2 皮膚・形成外科領域、神経・脳血管領域、精神科・神経科領域、眼領域、耳鼻咽
喉領域、呼吸器領域、消化器系領域、肝・胆道・膵臓領域、循環器系領域、腎・泌
尿器系領域、産科領域、婦人科領域、乳腺領域、内分泌・代謝・栄養領域、血液・
免疫系領域、筋・骨格系及び外傷領域、小児領域
※3 報告できる疾患は、患者調査による推計外来患者数が多い傷病を基に検討して設
定する。
(例)一次診療に関する報告できる疾患案(40疾患)
傷病名
推計外来患
者数(千人)
主な診療領域
高血圧
590.1
9. 循環器系
腰痛症
417.5
16. 筋・骨格系及び外傷
関節症(関節リウマチ、脱臼)
299.4
16. 筋・骨格系及び外傷
かぜ・感冒
230.3
6. 呼吸器、17.小児
皮膚の疾患
221.6
1.皮膚・形成外科、17.小児
糖尿病
210
外傷
199.1
脂質異常症
153.4
14. 内分泌・代謝・栄養
16. 筋・骨格系及び外傷、
17.小児
14. 内分泌・代謝・栄養
下痢・胃腸炎
124.9
7. 消化器系
慢性腎臓病
124.5
10. 腎・泌尿器系
がん
109.2
-
喘息・COPD
105.5
6. 呼吸器、17.小児
アレルギー性鼻炎
104.8
6. 呼吸器、17.小児
うつ(気分障害、躁うつ病)
91.4
3. 精神科・神経科
骨折
86.6
16. 筋・骨格系及び外傷
結膜炎・角膜炎・涙腺炎
65
4. 眼
白内障
64.4
4. 眼
緑内障
64.2
4. 眼
骨粗しょう症
62.9
16. 筋・骨格系及び外傷
不安・ストレス(神経症)
62.5
3. 精神科・神経科
認知症
59.2
2. 神経・脳血管
脳梗塞
51
2. 神経・脳血管
傷病名
推計外来患
者数(千人)
主な診療領域
統合失調症
50
3. 精神科・神経科
中耳炎・外耳炎
45.8
5. 耳鼻咽喉、17.小児
睡眠障害
41.9
3. 精神科・神経科
不整脈
41
9. 循環器系
近視・遠視・老眼
39.1
4. 眼、17.小児
前立腺肥大症
35.3
10. 腎・泌尿器系
狭心症
32.3
9. 循環器系
正常妊娠・産じょくの管理
27.9
11. 産科
心不全
24.8
9. 循環器系
便秘
24.2
7. 消化器系
頭痛(片頭痛)
19.9
2. 神経・脳血管
末梢神経障害
17.2
2. 神経・脳血管
難聴
17.1
5. 耳鼻咽喉
頚腕症候群
17
16. 筋・骨格系及び外傷
更年期障害
16.8
12. 婦人科
慢性肝炎(肝硬変、ウイルス性肝炎)
15.3
8. 肝・胆道・膵臓
貧血
12.3
15. 血液・免疫系
乳房の疾患
10.5
13. 乳腺
※ 一次診療を行うことができるその他の疾患を報告できる記載欄を設ける。
出典:厚生労働省令和2年「患者調査」全国の推計外来患者数
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032211984&fileKind=1
【上記例の設定の考え方】
・一次診療に関する報告できる疾患は、患者調査による推計外来患者数が多い傷病を基に検討して設定する。
・推計外来患者数が1.5万人以上の傷病を抽出。該当する傷病がない診療領域は最も推計外来患者数の多い傷病を追加。ICD-10中分類を
参考に類似する傷病を統合。
・XXI 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用、その他の大分類の疾患、歯科系疾患は除く。
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