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総-4参考1 (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43409.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第594回 9/11)《厚生労働省》 |
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5.投与対象となる患者
【患者選択について】
投与の要否の判断にあたっては、以下に示す①~③のすべてに該当する患者であること
を確認する。
① 慢性副鼻腔炎の確定診断がなされている
② 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に対して、過去 2 年以内に全身性ステロイド薬による治療歴
がある
又は
鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に対して、手術による治療歴がある
又は
全身性ステロイド薬の禁忌に該当する、若しくは忍容性が認められない
③ 既存の治療によっても以下のすべての症状が認められる
•
内視鏡検査による鼻茸スコアが各鼻腔とも 2 点以上かつ両側の合計が 5 点以上
•
鼻閉の VAS 重症度スコアが 5 を超える(4 週間以上持続している)
•
「鼻づまり/鼻閉塞感/鼻閉」又は「鼻汁(前鼻漏/後鼻漏)
」のいずれかを有し、
さらに「顔面痛/顔面圧迫感」又は「嗅覚の減弱若しくは消失」の計 2 つ以上の症
状を有する(12 週間以上持続している)
•
血中好酸球数が 5%超の場合は、CT で篩骨洞≧上顎洞の陰影が認められている又は
気管支喘息、アスピリン不耐性若しくは NSAIDs 不耐性を合併している
•
血中好酸球数が 2~5%の場合は、CT で篩骨洞≧上顎洞の陰影が認められ、かつ気
管支喘息、アスピリン不耐性若しくは NSAIDs 不耐性を合併している
スコア
0
1
2
3
4
鼻茸スコア(鼻腔ごとに判定)
症状
ポリープなし
小さなポリープを中鼻道に認めるが、中鼻甲介下縁の下には達していない。
中鼻甲介下縁の下に達しているポリープを認める。
大きなポリープが下鼻甲介下縁に達している、又はポリープを中鼻甲介の内側に認める。
下鼻腔のほぼ完全な閉塞を引き起こしている大きなポリープを認める。
鼻閉の VAS 重症度スコア
鼻閉の程度について VAS を用いて 0(症状なし)~100(想像しうる最悪な状態)で評価し、0~10.0 のスケ
ールに変換したスコア
【投与の継続にあたって】
本剤の臨床試験における試験成績(3.臨床成績 表 1 及び表 2 参照)を踏まえ、投与 24
週時までの適切な時期に効果の確認を行い、効果が認められない場合には漫然と投与を続
けないようにすること。
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【患者選択について】
投与の要否の判断にあたっては、以下に示す①~③のすべてに該当する患者であること
を確認する。
① 慢性副鼻腔炎の確定診断がなされている
② 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に対して、過去 2 年以内に全身性ステロイド薬による治療歴
がある
又は
鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に対して、手術による治療歴がある
又は
全身性ステロイド薬の禁忌に該当する、若しくは忍容性が認められない
③ 既存の治療によっても以下のすべての症状が認められる
•
内視鏡検査による鼻茸スコアが各鼻腔とも 2 点以上かつ両側の合計が 5 点以上
•
鼻閉の VAS 重症度スコアが 5 を超える(4 週間以上持続している)
•
「鼻づまり/鼻閉塞感/鼻閉」又は「鼻汁(前鼻漏/後鼻漏)
」のいずれかを有し、
さらに「顔面痛/顔面圧迫感」又は「嗅覚の減弱若しくは消失」の計 2 つ以上の症
状を有する(12 週間以上持続している)
•
血中好酸球数が 5%超の場合は、CT で篩骨洞≧上顎洞の陰影が認められている又は
気管支喘息、アスピリン不耐性若しくは NSAIDs 不耐性を合併している
•
血中好酸球数が 2~5%の場合は、CT で篩骨洞≧上顎洞の陰影が認められ、かつ気
管支喘息、アスピリン不耐性若しくは NSAIDs 不耐性を合併している
スコア
0
1
2
3
4
鼻茸スコア(鼻腔ごとに判定)
症状
ポリープなし
小さなポリープを中鼻道に認めるが、中鼻甲介下縁の下には達していない。
中鼻甲介下縁の下に達しているポリープを認める。
大きなポリープが下鼻甲介下縁に達している、又はポリープを中鼻甲介の内側に認める。
下鼻腔のほぼ完全な閉塞を引き起こしている大きなポリープを認める。
鼻閉の VAS 重症度スコア
鼻閉の程度について VAS を用いて 0(症状なし)~100(想像しうる最悪な状態)で評価し、0~10.0 のスケ
ールに変換したスコア
【投与の継続にあたって】
本剤の臨床試験における試験成績(3.臨床成績 表 1 及び表 2 参照)を踏まえ、投与 24
週時までの適切な時期に効果の確認を行い、効果が認められない場合には漫然と投与を続
けないようにすること。
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