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2024年度 病院経営定期調査-中間報告(集計結果)- (12 ページ)

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出典情報 2024年度 病院経営定期調査-中間報告-(9/17)《日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会》
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Ⅵ.6 年連続比較《参考》
1.延患者数、診療単価、診療収益(新型コロナウイルス感染拡大による影響)
(2019 年 6 月/2020 年 6 月/2021 年 6 月/2022 年 6 月/2023 年 6 月/2024 年 6 月)

(1)延患者数の対前年比

同月比較

延患者数についてコロナ前の 2019 年 6 月を 100
%とした 6 年連続の同月比較では、全体の入院患
者数は 2020 年 6 月は対前年比 88.4%に落ち込んだ
が、2024 年に 93.6%へと年々わずかに増加してい
入院

た。DPC 対象別では、DPC 対象病院は全入院とほぼ
同様の傾向であった。DPC 対象外は、95%前後で推

(図5)延患者数の前年比(平均値)

移していたが、2022 年のみ 92.8%であった。
外来患者数は 2020 年 6 月の 93.0%から 2022 年 102.0%へと増加したが、2024 年には 94.4%に
減少していた。(図 5)。

(2)一人一日あたりの診療収入(単価)の対前年比

同月比較

診療単価について 2019 年 6 月期を 100%とした
6 年連続の同月比較では、入院単価は概ね年々増加
していた。入院全体では 2023 年 115.6%、2024 年
115.7%であった。DPC 対象病院も同様にそれぞれ
116.3%、116.5%であった。
外来単価は、2020 年の 106.3%から 2023 年
114.6%、2024 年には 115.0%へと増加していた。

入院

(図6)一人一日あたりの診療収入(単価)
の対前年比(平均値)

(図 6)


(3)一病院あたりの診療収益の対前年比
診療収益について 2019 年 6 月期を 100%とし
た 6 年連続の同月比較では、入院+外来収益で
は 2020 年に減収となったが、2021 年以降は増収
に転じ、2023 年は 112.5%、2024 年 112.8%で
あった。
入院収益は、2020 年に 94.4%であったが、2022

(図7)一病院あたりの診療収益の対前年比

年 109.2%、2024 年には 111.3%へと増加していた。
外来収益は、2020 年 100.8%から 2021 年 110.7%に、2023 年は 119.5%、2024 年 115.9%であ
った。
(図 7)

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