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【資料3】テーマ④(少子高齢化やデジタル化の進展等に対応した薬局・医薬品販売制度の見直し)について(薬局の機能等・調剤業務の一部外部委託).pdf (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44072.html
出典情報 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和6年度第7回 10/3)《厚生労働省》
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(2)調剤業務の一部外部委託の制度化
背景・課題



薬局薬剤師の業務は処方箋への対応が中心であるが、処方箋受付時以外の対人業務やセルフケア・セルフ
メディケーションの支援等の健康サポート業務の充実が求められている。



限られた資源・時間の中、薬局薬剤師の対人業務を充実させるためには、医療安全が確保されることを前
提として、対物業務を効率化し対人業務に注力できる環境の整備が必要。



対物業務の効率化の一つの手段として、調剤業務の一部外部委託について、「薬局薬剤師の業務及び薬局
の機能に関するワーキンググループ」で議論し、令和4年7月に考え方及び対応方針をとりまとめ、令和
4-5年度の厚生労働科学研究において、患者の安全の確保や、適切な業務のために必要な留意点等を検討
し、調剤業務の一部外部委託における医療安全確保と適正実施のためのガイドラインを作成。



上記の検討と並行して、大阪府・大阪市・民間事業者から国家戦略特区において、ワーキンググループの
とりまとめを踏まえた調剤業務の一部外部委託事業実施の提案があり、特区における事業実施に向け必要
な対応を実施したところ。

主な意見



安全性の担保を前提として、何のため、誰のための一部外部委託なのかを考えることが重要。



一部外部委託を実施するのであれば、安全性が確実に担保されていること、それをしっかりと検証して
いただくことが非常に重要であり、もし業務を誤ったときに、責任がどこにあるのかをはっきりとさせ
ていただきたい。
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