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【資料3】テーマ④(少子高齢化やデジタル化の進展等に対応した薬局・医薬品販売制度の見直し)について(薬局の機能等・調剤業務の一部外部委託).pdf (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44072.html
出典情報 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和6年度第7回 10/3)《厚生労働省》
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薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会 これまでの議論のまとめ概要①
検討の背景・課題
○ 「患者のための薬局ビジョン」の実現を目指し様々な施策を推進する中、健康サポート薬局や認定薬局など、患者が自身に適した機能を有す
る薬局を主体的に選択できるよう、一定の機能を有する薬局について表示又は名称を使用できる制度が導入されているが、健康サポート薬局や
認定薬局についてはあまり認知されておらず、利用者にどのようなメリットがあるのか不明確であり、また、薬局側に名称を使用(表示)でき
る以外のインセンティブがなく、十分に活用されていない状況にあると考えられる。

○ 地域において求められる薬剤師サービスは多岐に渡っており、地域全体で効果的・効率的に必要な薬剤師サービスを提供していく観点から、
個々の薬局がかかりつけ薬剤師・薬局としての役割を果たす前提で、地域の薬局が連携して対応する仕組みの構築が重要であるとの指摘がある。
○ このような状況を踏まえ、地域における薬局の役割・機能のあり方の整理、健康サポート薬局、認定薬局について、その機能や地域における
役割・位置付けを改めて整理・明確化するための検討を実施。

地域における薬局の役割・機能
○ 薬局は、地域の公共的な施設として様々な役割を果たすことが求められており、それに対応する機能も必要。医療資源が限られている中、地
域での医療資源を有効に活用する観点から、薬局間の連携等により地域・拠点で必要な機能を確保していくことが必要。

○ 薬局に必要な機能について、個々の薬局に必要なもの、本来は個々の薬局で持っていることが望ましいが、少なくとも薬局間の連携等により
地域・拠点で確保すべきものを整理。
【薬局に求められる役割】
【個々の薬局に必要な機能】※どの薬局を利用した場合でもサービスとして提供されるべきもの
・ 医療関係者等との連携による地域の住
・ 外来患者への調剤・服薬指導等
民の薬物治療(外来・在宅医療)の提供
・ 在宅対応(他の薬局との連携、関係機関との連絡調整を含む)
・ 医薬品の適正使用の推進など公衆衛生
・ 入院・退院・在宅の移行において円滑に薬剤提供ができるよう医療機関・他の薬局等と連携すること
の向上・増進
・ 地域住民へのOTC医薬品等に関する相談対応・販売、受診勧奨等
・ 薬剤師の資質向上
【地域・拠点で確保すべき機能】※行政が関与し、地域の実態を把握し必要な体制を構築することが重要
・ セルフケア・セルフメディケーション
① 未病の方を含む地域住民を対象としたもの
の啓発・推進など、地域住民の健康維
④ 外来、在宅患者を対象としたもの
持・増進の取組等の支援
・ 健康・介護相談等(関係機関との連携)
・無菌製剤処理・医療用麻薬調剤・高度薬学管理
・ 災害・新興感染症発生時の対応・支援
② 主に外来患者を対象としたもの
⑤ その他、地域全体を対象とした

・ 夜間・休日対応
・ 災害・新興感染症発生時の対応・支援
③ 主に在宅患者を対象としたもの
・ 在宅対応(臨時の訪問対応、ターミナルケアを受ける患者への対応)

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