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資料1 新たな地域医療構想について(医療機関機能、外来医療) (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44341.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第10回 10/17)《厚生労働省》
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第 9 回 第 8 次 医 療 計 画
資料
等 に 関 す る 検 討 会
令 和 4 年 6 月 1 5 日 1改

(参考)外来医師多数区域
○ 外来医師偏在指標の上位1/3に該当する二次医療圏を、外来医師多数区域と設定。
○ 主に大都市圏や西日本の二次医療圏に外来医師多数区域が設定されている。

外来医師多数区域

外来医師偏在指標の計算式
○ 外来医療については、診療所の担う役割が大きいため、診療所医師数を、医師偏在指標と同様に
性別ごとに20歳代、30歳代・・・60歳代、70歳以上に区分し、平均労働時間の違いを用いて調整する。
○ 従来の人口10万人対医師数をベースに、地域ごとに性年齢階級による外来受療率の違いを調整する。
外来医師 =
偏在指標

標準化診療所医師数(※1)
地域の人口
10万

× 地域の標準化受療率比(※2) ×地域の診療所の外来患者対応割合(※4)

・標準化診療所医師数(※1) =Σ性年齢階級別診療所医師数×
・地域の標準化外来受療率比(※2)=

性年齢階級別平均労働時間
診療所医師の平均労働時間

地域の外来期待受療率 (※3)
全国の外来期待受療率

・地域の外来期待受療率(※3) = Σ(全国の性年齢階級別外来受療率×地域の性年齢階級別人口)
地域の人口
・地域の診療所の外来患者対応割合(※4) =

地域の診療所の外来延べ患者数
地域の診療所及び病院の外来延べ患者数

(出典)「外来医療に係る医療提供体制の確保に関するガイドライン~第8次(前期)~」
性年齢階級別診療所医師数:医師・歯科医師・薬剤師統計(令和2年)の医療施設(病院及び診療所)従事医師数のうち、診療所従事医師数(性年齢階級別医師数)
平均労働時間:「医師の勤務環境把握に関する調査」(令和4年度厚生労働科学研究費補助金行政政策研究分野政策科学総合研究「医師の勤務環境把握に関する研究」研究班)
外来受療率:患者調査(平成29年)及び住民基本台帳人口(平成30年)の性年齢階級別人口
性年齢階級別受療率:患者調査(平成29年) 及び 住民基本台帳(平成30年)に基づく人口、人口動態及び世帯数調査
人口:令和2年住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査
外来延べ患者数:NDB(レセプト情報・特定健診等情報データベース)の平成29年4月から平成30年3月までの診療分データ(12か月)



医師偏在指標との相違点
標準化診療所医師数を使用。
受療率に外来受療率を使用。
診療所を受診した患者を対象とするため、診療所での外来患者数を
病院・診療所での外来患者数で除して補正。







外来医師多数区域のない都道府県

青森県、岩手県、秋田県、山形県、
福島県、茨城県、千葉県、新潟県、
富山県、静岡県
出典:厚生労働省HP 医師確保対策-外来医師偏在指標(二次医療圏)
(令和6年1月10日更新)-を基に、医政局地域医療計画課にて作成

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