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「令和6年版過労死等防止対策白書」(概要) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44199.html
出典情報 令和6年版過労死等防止対策白書(10/11)《厚生労働省》
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第4

過労死等をめぐる調査・分析結果
4 就業者に対するアンケート調査(DX等先端技術担当者)
(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和5年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査研究」をもとに作成

● 業務の効率化が期待されているDX(デジタルトランスフォーメーション)等先端技術担当者※に追加のアンケート調査を実施(調査対
※ DXのほか、AI、loT、ビッグデータ解析等の技術に従事する技術者や研究者等
象期間:令和5年12月)。
先端技術に関連した事務を行う事務職を含む

① 1週間当たりの労働時間

② うつ傾向・不安

○ 先端技術非担当者全体に比べ、若干長い傾向。

○ 先端技術非担当者全体に比べ、若干高い傾向。

0

10

先端技術担当者全体(n=671)

6.4

先端技術非担当者全体(n=4,917)

9.3

20時間未満

20

30

40

16.4

60

70

80

90

71.8

21.7

20時間以上40時間未満

50

65.0

40時間以上60時間未満

0

100
(%)

5.4

先端技術担当者全体(n=808)

4.0

先端技術非担当者全体(n=5,640)

うつ傾向・不安なし

60時間以上

③ 先端技術関連の仕事に就くにあたり感じた負担

10

20

30

40

50

41.8

60

24.1

49.7

70

90

17.8

23.7

うつ傾向・不安あり

80

100

(%)

16.2

13.2

13.4

うつ・

重度のうつ・

不安障害の疑い

不安障害の疑い

④ 先端技術担当者が有効と考える負担軽減策

○ 「いままで担当していなかった先端技術関連の仕事に就いたために、
技術の習得に時間がかかった」が最も多かった。

(%)

いままで担当していなかった先端技術関連の仕事に就いたために、技術の習得に時間がかかった

29.6

通常の仕事に加えて先端技術関連の仕事も行うこととなり、仕事の負担が増加した

23.0

教育・研修・知識の充実

先端技術の内容を分かる人がいないため、特定の人に仕事が集中した

14.0

専門家・知識を持った者の採用や登用

労働時間が増加し、負担であった

9.4

予算面・人員面の充実、時間的余裕の確保

精神的にきつい仕事で、負担であった

9.2

○ 「教育・研修・知識の充実」が最も多かった。
0

効率化、新技術の利用等
チームの形成、仕事の共有

仕事の依頼した方が技術の内容に詳しくなかったため、細かい指示がされずに仕事を依頼されることがあった

8.3

先端技術に関する基礎的な知識や技術がなかったため、仕事の負担が大きかった。または仕事の実施が困難であった

7.2

納期が短いために短期間で成果を上げなければならなかった

6.8

先端技術の内容が難しく、仕事の負担が大きかった。または仕事の実施が困難であった

6.6

マニュアル整備

先端技術に関する基礎的な教育を受けていなかったため、仕事の負担が大きかった。または仕事の実施が困難であった

6.6

その他

特に負担を感じたことはない

23.8

(N=808) ※ 上位10項目を抽出。

上司の理解・風土の形成
働き方・労働条件の改善
コミュニケーション・リーダーシップ

10

20

30

40

50 (%)

39.1
15.5
15.0
11.4
9.5
9.5
8.2
6.4
4.5
5.0

(n=220)
※ 自由記述回答について、重複を許容し10類型に分類したもの。 10