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「令和6年版過労死等防止対策白書」(概要) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44199.html
出典情報 令和6年版過労死等防止対策白書(10/11)《厚生労働省》
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第4章


過労死等をめぐる調査・分析結果
労災支給決定(認定)事案の分析(医療従事者(医師・看護師))
(資料出所)労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター「令和5年度

過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究」をもとに作成

● 重点業種等である医療従事者(医師・看護師)について、平成22年度から令和2年度まで11年間の労災支給決定(認定)事案のうち
精神障害事案を分析。(但し、③の分析対象は、平成24年度から令和2年度までの9年間)

① 労災支給決定(認定)件数

③ 労災認定の要因となった出来事

○ 医師及び看護師は近年増加傾向。

○ 医師は「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事が
あった」、看護師は「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」が最多。

(件)

45

医師

40

2

医師:平成22年~平成27年(6年間):10件
平成28年~令和 2年(5年間):21件

30

22
15

13

15

15

12

1

2

23

24

2

2

6

0

(平成)

22

25

26

3

1

27

28

30

2

(年度)
悲惨な事故や災害の体験、目撃をした

○ 医師及び看護師は30歳代を中心に多い。

<看護師>

(件)

57

55

45

50
40

29

30
20
10

14
8

7

7
1

1

0
29歳以下

30-39歳

40-49歳

医師

看護師

50-59歳

60歳以上

4

3
男(n=15)

女(n=14)

3

0
0

20

心理的負担が極度のもの

0

極度の長時間労働

0

40

60

80

(件)

12
3

悲惨な事故や災害の体験、目撃をした(※)

3

(重度の)病気やケガをした

2

(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた

2

セクシュアルハラスメントを受けた

0

上司とのトラブルがあった

0

仕事内容・仕事量の(大きな)変化を
生じさせる出来事があった

2

(※)

2

1

転勤をした

② 発症時年齢階層別事案数
60

4

2

上司とのトラブルがあった



7

1か月に80時間以上の時間外労働を行った

3

(令和)

29

7

2

2週間(12日)以上にわたって連続勤務を行った

8

2

3

生じさせる出来事があった

12
7

8

3
3

仕事内容・仕事量の(大きな)変化を
仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事…

16

10
1

22

17

6

2

0

極度の長時間労働

25
20

4

(件)
心理的負荷が極度のもの

35

5

0

<医師>

42

看護師

72
23
18
17
12
男(n=10)

女(n=157)

8

「暴力を体験」、「事件・事故・災害に遭遇」が含まれる。

8