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資料2-9-1 一般社団法人日本医学会連合 健康医療分野におけるビッグデータに関する委員会 御提出資料 (7 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
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2)電子カルテ機能の抜本的見直しと標準化
【提言先:厚生労働省、経済産業省】

① 電子カルテの傷病名は精度に課題があり、またカルテ記録も疾患および診療科の特殊性に対応して

おらず、電子カルテ機能を見直すべき

② 日本医学会連合が中心となり、各臨床学会と連携し、診断領域の主要な疾患等のデータ項目セッ

ト等を策定しその運用方法等を定め、推進・支援する

③ 医療従事者の働き方改革に順行するICT環境等の整備も必要
④ 医療施設における標準コード等の運用は、厚生労働省が主導しその支援や認証のための第三者機

関を定め、体制が整備された施設に対してインセンティブを付与する等の対応をすべき

• データ2次利用には用いるデータ品質が重要。それが低く放置されたまま2次利活用を進めている現状
 1次利用⇒2次利用へデータ変換時にもデータ品質は低下
 そもそも1次利用データは2次利用を想定されておらず、2次利用として必要な品質要件を備えていない

• データ源である医療現場(つまり、電子カルテ)の機能向上を進めるべき
• 電子カルテ機能の改善は、民間主導の電子カルテ提供体制を生かしつつ、厚生労働省が主導し産業界に協
力を得て標準コードの使用、電子カルテ記録の構造化(クリニカルパス、テンプレート等)、診療科や主要疾患
毎の標準データ項目セットの策定、標準規約(HL7 FHIR等)に基づくデータ連携を推進すべき
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