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資料1:循環器病対策の現状と中間評価の進め方(案)について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46343.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第13回 12/12)《厚生労働省》
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脳卒中や心臓病等の初期症状が現れてからの受診行動について
⚫ 「脳卒中」では、片側の手足の動かしにくさや喋りづらさ、「心筋梗塞」では、胸の痛みや呼吸の苦しさが初期症状として現れること
がある。これらの症状が現れた場合に、「すぐに救急車を呼ぶ」と回答した人の割合は 76.5%、「救急車を呼ばない」と回答した人の
割合は3.4%であった。
⚫ 「すぐに救急車を呼ばない」理由として、回答が多い順に「症状が改善するかどうか、少し様子をみてから、救急車を呼ぶかどうかを
判断したいと思う」(66.7%)、「緊急性があるかどうかわからなかった」(51.3%)であった。

1.3
1.0

0.9

1.0

1.すぐに救急車を呼ぶ

3.4
5.6

2.午前中は様子をみてから救急車を呼ぶ
3.夕方までは様子をみてから救急車を呼ぶ

10.3

4.次の日の朝まで様子をみてから救急車を呼ぶ
5.我慢できなくなったら救急車を呼ぶ

76.5

すぐに救急車を呼ばない理由(N=372)

割合
(%)

1.少し様子をみてから、呼ぶかどうかを
判断したい

66.7

2.どのような症状がでるのかを知らな
かったため

23.9

3.緊急性があるかどうか分からなかった
ため

51.3

4.症状が軽い場合はタクシーなどで受診
すればよい

39.0

5.救急車を呼ぶことが恥ずかしいため

6.日常生活に不自由を感じたら救急車を呼ぶ

6.家族や知人に迷惑をかけると思うため
7.救急車は呼ばない

7.その他
無回答

8.無回答

6.7
7.3
6.5
1.9

データ出典:「脳卒中や心臓病等に関する世論調査」(令和6年7月調査)概略版 (gov-online.go.jp)

救急要請が必要か、判断に迷う場合は、救急安心センター事業(♯7119)※等を適切に活用するよう、関係省庁と連携し、周知し
ていくことが必要である。また、脳卒中や心臓病等の発症後早期の適切な対応や、その必要性に関する知識の普及啓発として、日本脳
卒中学会等が提唱する、FAST(Face:顔の麻痺、Arm:腕の麻痺、Speech:ことばの障害、Time:発生時刻)の更なる周知や、適
切な循環器病の医療機関の受診につながるよう、循環器病の医療提供体制等の整備等の対策を進める必要がある。
※♯7119については一部未実施地域あり(詳細は消防庁ホームページを参照)https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate006.html

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