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【資料1】第3回標準型電子カルテ検討ワーキンググループ資料 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49539.html
出典情報 「医療DX令和ビジョン2030」厚生労働省推進チーム 標準型電子カルテ検討ワーキンググループ(第3回 1/31)《厚生労働省》
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前回のワーキンググループでいただいた主なご意見
前回のワーキンググループにてこれまでいただいたご意見を参考にしつつ、標準型電子カルテα版モデル事業の計画を作成した。
(詳細は次頁)
主なご意見

検証目的

対象施設

①情報共有をすることが主目的であるなら電子カルテである必然性はない
ため、紙カルテ併用のユースケースも検証するのはどうか

②得られたメリットや課題が標準型電子カルテα版特有のものかどうか検証す
るために、すでに電子カルテが導入されている医療機関を対象に含めるの
はどうか
③今まで全く情報共有をしたことのない方にとっては、標準型電子カルテα版
の評価を行うことが難しいため、すでに地域医療連携ネットワークの経験の
ある医療機関を対象に含めるのはどうか

④電子カルテを導入してから診療業務が落ち着くまで数ヶ月かかるため、ある
程度長い期間検証しないとメリットが出てこない

標準型電子カルテα版での取組
紙カルテ併用を想定した機能について、モデル事業の検証
項目に設定(実用最小限の機能としての充足度や、導入・
運用負荷の観点で検証)

電子カルテ利用者、地域連携での情報共有の経験者を
対象にする。
※α版のデモ機の操作やデモ等により確認いただくことを想定
(実施方法は別途検討)

モデル事業検証計画の実施予定期間に反映(半年以上)
開発段階からUI等をご説明し、一定程度慣れていただく

⑤医療DXの想定する有用性について、電子カルテ一般か情報共有一般か
標準型電子カルテα版特有か区別することは難しく、アクセスログの分析や
利用者へのアンケート調査を活用すべき
検証方法

⑥医療DXの有用性について、医療機関だけでなく患者側の利益につながる
ことも重要なため、診療を受けた患者・その家族、看護師にも有用性をヒア
リングすべき

定性的なアンケートやヒアリングに加え、アクセスログ等の客観
的なデータも取得し分析する
ヒアリング対象には、医療従事者に加え、患者にもご協力い
ただく

⑦これまで電子化できなかった理由を踏まえた検証にするため、電子カルテ未
導入施設についてなぜ今まで電子化ができなかったか明らかにすべき
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