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資料4 長嶺参考人提出資料「アルコール依存症の親を持つこどもの立場から願う支援」 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49785.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第31回 1/27)《厚生労働省》
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・家族は困っているけど「患者の家族」でしかない、「診るべき対象」にしてもらえない。
・家族の回復にも医師、医療者にもっと関心を持ってほしい、依存症当事者の回復ばかりに目を向けないでほしい。
家族の回復という講話も半分以上当事者に対しての理解を求めることがほとんど、病気の理解が大切なのもわかったうえで、家族に
もそこに向き合えないトラウマ(生きづらさ)などがあるかもという想定(仮説)して、講座など企画してもらえないだろうか?

・当事者が連続飲酒などの際に、逃げ込めるシェルターにたどり着くまでのハードルを下げられないものか?
「今」というときに逃げ込めないからあきらめるしかない状況が多い。

・当事者への対応や「アイメッセージ」などの講習の際に、一言添えてほしいこと。

「すぐに当事者さんへは恥ずかしさなど感情が入交り難しいと思います。まずは、職場や友人に始めてみて、慣れてきたら他の親族に、
そして当事者さんにと練習の段階を入れていきましょう。最初からできなくても落ち込まないでください。できないから練習するんです。
練習しないでできる人はいませんよ」
などこういった補助的言葉かけがあるだけで、当事者への対応に失敗しても家族は「失敗もあるんだ」と自分を許すことができます。
0<100の極端な思考になっているので、こういった補助的な言葉かけは欲しかったです。

ありがとうございました。

©長嶺乃里子

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