よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4 長嶺参考人提出資料「アルコール依存症の親を持つこどもの立場から願う支援」 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49785.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第31回 1/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

まとめ~知ってほしいこと~
正直、これまでの私の考え、思考、エピソードは特に母親からの影響の大きさは否めません、責任を強く攻めるような
話し方になってしまいましたが、「母が悪い」や母に「私が悪かった」「私のせい」「育て方が悪かった」という結論ではな
く。それだけ、当事者ではない家族の回復しないことが及ぼす周りへの影響の強さを知って頂きたいのです。
勿論、母が苦労したことも見てきました、大変で必死だったのも知っています。
いろんな試行錯誤をして父に断酒して家庭が平穏になってほしいと行動してきました。
子供を巻き込まないようにと言われつつも、頼りやすさは家族になりがちです。頑張り方の方向性がずれてもその当
時はこれができる全てでした。
あの時もっと、ケアされる支援、サービスがあれば今の状況がもう少し違っていたのではと考えてしまいます。
家族教室で「子供はACですよ」「世代連鎖をする可能性があります」「世代連鎖させないために家族会に通いましょ
う」だけで終わらせず
もっと具体的にイメージつく言葉で伝えてほしかったです。「自助グループに行って回復してください。」はとても雑だ
と思いました。
「依存症の家族は少なからず心にダメージやトラウマや癖を抱えたりしているのでカウンセリングやりましょう。」
または、「お子さんのメンタルも気になりますので面談しましょう」など当事者に病院に繋げる。ではなく、先に家族から
元気になる具体的ヒントを教えてほしかったと、そういった支援が欲しかったと過去を振り返り思っております。
©長嶺乃里子

9