よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4 長嶺参考人提出資料「アルコール依存症の親を持つこどもの立場から願う支援」 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49785.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第31回 1/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

ヤングケアラーとしてのいち面②
情緒的サポート

【母親に対して】

・大人になってから現在までも母親のカウンセラー、
メンター役割。気持ちの掃きだめ役。
私は子供の時から子育てなどで忙しい母親の機嫌に敏感であった。自分の感情よ
り、母親が怒らないかが優先順位の上位にありました。
ひどいときは実家を離れていても休日に3時間電話で母親の話の聞き役になり、
専業主婦歴20数年の母が外に働きに出ることになった際はの社会人マナーや
「報連相」などの常識のすり合わせを電話で教えるなど、メンタルサポートをしたり。
家族に対しての愚痴を聞くのは自然と私の役割になっていた。

・家庭内の重要な決定事項を決める際母親が決断できず、
子供に何とかしてほしい決定忌避型思考になり、さまざま
な決め事のプレッシャーを背負わざるを得なくなった。
父が植物状態になって以降、裁判関係含むプレッシャーのかかる決断の際、
私が母の背中を押すというより「決断することが怖い失敗したとき責任よ追う
ことから回避したい」ことを望むような言い回しでの相談が多くなった。
何とかしないと困る案件は仕方なく私が背負わざるをえません。
©長嶺乃里子

6