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資料4 長嶺参考人提出資料「アルコール依存症の親を持つこどもの立場から願う支援」 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49785.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第31回 1/27)《厚生労働省》
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自己紹介

長嶺乃里子

(沖縄県在住)

沖縄県那覇断酒会家族会員
ASK依存症予防アドバイザー12期
アルコール依存症家族ネットワーク(通称アルカネット)正会員

• アルコール依存症当事者を父に持つ。4人姉弟の長子。
• 父親が依存症発症前は私自身が中学校は不登校を経験。
• 自身の不登校解消と入れ替わりで16歳のころ父親がアルコール依存症の診断がでる。
• 実父がアルコール依存症の診断を受けた数年後、以前より酒癖の悪かった母方の祖父もアルコール依存症と診断。母は子供のころから祖父
の酒癖でトラウマがあった。 →祖父は現在アルコール性認知症が進み施設へ。
• 進学で実家を出てそのまま東京で社会人生活を送るが、2015年父親の何回目かわからない救急搬送で余命数日となり一命取り留めるが、
これがきっかけで沖縄に戻る。友人も少なく仕事も一から始めながら、断酒しない父と、父の実母である高齢の祖母の同居と見守り介護ス
タート。断酒会と家族会、家族教室にも参加。
• 父親約16年間飲み続け、急性心不全、低酸素脳症で2019年救急搬送、7か月間植物状態ののち、2020年2月逝去。

享年66歳。

• 父の死後、世界中がパンデミックの中、気持ちの整理が必要になりオンライン自助を探し参加(ASK依存症オンラインルームRoomDF)、
沖縄でアルコール依存が増えると確信し、オンライン家族会をスタート、現在も継続中。
• 父の死後、コロナの感染対策が、母親の過干渉にフィットし、ターゲットが子供に、特に介護もやっていた自身に集中し、うつ病となる。
• 父親の酒害よりも、母親からの子供のころからの価値観の教育、過干渉などが苦しさの原因に近いと自覚し現在は距離を取り始める。
• 母娘関係で悩んだ近しい経験を持つ民間カウンセリング機関のカウンセラーと出会うことができ、2021年ごろからカウンセリング継続中。
©長嶺乃里子

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