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資料4 長嶺参考人提出資料「アルコール依存症の親を持つこどもの立場から願う支援」 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49785.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第31回 1/27)《厚生労働省》
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長年依存症者と生活をしていく家族はどうなるか
• 痛みに鈍感になる。(自分の体、心のケアができない、やり方がわからなく麻痺する)
• 楽しい、幸せという感覚を忘れる。

麻痺に麻痺を重ねてる状況で自分
の異変に気が付けない。
誰かに言われても否認になる。
(家族の心の痛みにも鈍感になる)

• 自分がどう感じるかより、世間に迷惑かけてないか、世間からはみ出てないかが基準となる。
→自分の気持ちを押し殺すことに長けてしまう。
・脳も疲弊していくので自己決定力が失われていく。




• 他人は褒められても、家族を褒められなくなる

• 他家族が依存症にならないように過敏になり、過干渉になる。
• 常に他者と比較思考、家族にもその考え方が日常会話で浸透していく。

家庭内の日常会話に起きる思考のため、
他家族(特にこども)に思考が伝染していく。
家庭内の当たり前なので当たり前を否定して這い上が
り方は自力では難しい。
世代連鎖は習慣的連鎖だと思っています。

• TVで泥酔シーンでフラッシュバック
• アルコール缶のプルタブの音をききわけられるようになる。
©長嶺乃里子

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