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資料2ー2 概要(施策目標Ⅰ-5-1) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00126.html
出典情報 政策評価に関する有識者会議 医療・衛生WG(第17回 2/12)《厚生労働省》
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結核対策について
(※)外務省、厚生労働省、JICA、公益財団法人結核予防会、ストップ結核パートナーシップ日本において策定

中国
韓国

○国内で新たに結核になった患者のうち、外国生まれの割合は増加している。令
和5年の外国生まれ新登録結核患者数は1,619人(全体の16.0%)であり、前
年から405人増(4.1ポイント増加)である。特に若年者においては、新登録
結核患者数の大半を外国出生者が占めている。
対応

2021

2018

2015

2012

ドイツ
日本

2009

2006

2003

1988

1985

○近年では結核患者の多くを高齢者が占め、令和5年の新登録結核患者において
は80歳以上が42.9%を占めている。

1

イタリア
英国

2000

アメリカ
カナダ

課題

1997

○「2021年改定版ストップ結核ジャパンアクションプラン」(※)では、2025
年までに罹患率を7とすること、2035年までに罹患率を2とすることを目指し
ている。

罹 100




十 10




1994

○令和5年の新登録結核患者数は10,096人、結核罹患率(新登録結核患者数を
人口10万対率で表したもの)は8.1となり、初めて結核低まん延国となった
令和3年以降、結核低まん延国の水準を維持しているが、他の先進国にお
ける罹患率より高い状況にある。

各国の罹患率の比較

1991

現状

新登録結核患者の年齢別割合(令和5年)
0~ 19歳, 1.3%

20~39歳, 15.7%

40~59歳, 12.4%

80歳以上, 42.9%

結核は、感染が広がりやすく(空気感染する)、潜伏期間が長く(大半は半年~
2年)、一般的な治療期間が6か月以上と長い。

60~79歳, 27.8%

新登録結核患者数に占める外国生まれの割合

従来の国内結核対策(※)を徹底させるとともに、以下2点を実施。
【80歳以上の高齢者への対策強化】
80歳以上の高齢者に対し、感染症法に基づく定期健康診断の強化として健診
の個別勧奨の実施や個別健診の推進等を実施。
【入国前結核スクリーニング】
我が国における結核患者数が多い国から我が国に中長期間在留しようとする者
に対し、結核を発病していないことを求める入国前結核スクリーニングを導入。

100%

15~19歳
30~39歳

80%

20~29歳
全年齢層

60%
40%
20%
0%
2014

15

(※)健康診断、結核医療費の公費負担、予防接種、直接服薬確認療法(DOTS)の推進等の総合的な対策を引き続き実施。

16

17

18

19

20

21

22

23

6