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資料4 参考資料 (164 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_52916.html
出典情報 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第4回 3/3)《厚生労働省》
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松戸市の取組事例(地域資源の見える化、グリスロによる外出支援)
1.基本情報・課題
◆ 千葉県松戸市 人口500,428人

高齢化率25.9%

◆ 東京都、埼玉県に隣接し、首都圏のベッドタウンとして1960~70年代に
人口急増した地域。子育て世帯の転入も続いているが、UR団地等高齢化
が著しい地域も存在している。
◆ 公共交通や店舗等の資源が比較的豊富な都市部にあっても、スポット的
に高齢化の著しい地域が存在。
◆ 運転免許返納等により、車での移動から徒歩の行動範囲になると、店舗
までの長距離歩行や、荷物を持った場合歩行が困難など、日常生活にお
いて「買い物」が地域課題となる地域がある。

2.取組
◆ これまで、医療・介護・福祉拠点を中心としていた情報収集を、事例の移
動販売をはじめ、介護予防の「通いの場」や移動支援ツールなど、日常生
活のニーズに密着した「地域資源」の把握と見える化に取り組んでいる。
◆ 生活支援コーディネータ―による地域資源の情報等を市がとりまとめ、
「地域資源マップ」として見える化し、地域包括支援センター等にフィー
ドバックしている。

◆ 高齢者の社会参加の促進、外出機会の創出を通じて、孤立化の防止や、介
護予防の推進、地域の活性化を実現させるためのツールとして、グリーン
スローモビリティを活用(4地区。運行人数280人/月のエリア有)
グリスロ(グリーンスローモビリティ)『松戸モデル』
:時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車
を活用した小さな移動サービス
① 道路運送法による登録・許可不要の輸送
② 運営主体は地域住民(自治会など)
③ 市は地域へグリスロ車両の貸与と運営費用の
一部補助、伴走支援を実施
(平日午前1便、午後1便を行うこと等が条件)

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