滋賀県の取組事例（事業者と県の共同によるマッチングから定着等の一貫支援）
１．基本情報

◆ 滋賀県の高齢者人口は37.5万人であり、高齢化率は27.4％
◆ 高齢化と同時に生産年齢人口が減少していくことを踏まえ、
人材確保対策の一つとして外国人介護人材の受入施策を検討。
◆ 関係団体等からなる「滋賀県介護職員人材育成・確保対策連
絡協議会」の部会として、令和元年度に「外国人介護人材参
入促進検討部会」を設置し、外国人介護人材の確保から定着
支援を行うため、関係機関と連携。

２．課題
◆ 生産年齢人口の減少を踏まえ、外国人介護人材などの確保が
課題
◆ 「どこの監理団体が良いのか分からない」「費用面が課題」
等の事業者の声があった。

３．取組

◆事業者団体が技能実習制度の監理団体を創設。特定技能・留
学を通じたマッチング支援については、県事業として同団体に
委託し、外国人介護人材の受入れを総合的に支援。
◆「滋賀県国際介護・福祉人材センター」を設置し、基金を活
用してマッチング支援や人材育成・定着支援等を実施。
技能実習生

滋賀県国際介護・福祉人材センター

特定技能外国人

（運営：滋賀県介護老人保健施設協会）

介護事業所等

留学生

特定技能外国人マッチング支援

養成施設

県内の外国人介護職員向けの
フォローアップ研修や
ネットワーク形成事業等を実施。
WEBサイト等で周知。

留学生マッチング支援
技能実習監理団体
外国人介護職員育成・定着支援事業（R４～）

４．期待される効果
◆令和６年６月時点で、センターを通じて87名（技能実習生
含む）の外国人介護人材が県内事業所で就労中。
◆令和４年度からは、介護技術・日本語能力の向上に係る研修
や外国人介護職員同士の交流事業などを実施。
◆令和５年度の研修事業実績については下記の通り。
・受入対応研修 参加者 30名/指導担当者研修 参加者 15名
・外国人介護職員フォローアップ研修
『ベーシック研修』参加者

1日目43名、2日目42名

『アドバンス研修』参加者

1日目43名、2日目42名

等

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