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資料3_これまでの議論のまとめ(在宅医療における薬剤提供のあり方について) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53950.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第13回 3/10)《厚生労働省》
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併せて、医療保険上の対応について整理し、明確化することも必要と考える。

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また、当該対応が適切に実施されるよう、都道府県等の薬事担当部局に加
え、医療・介護等の関係部局にも周知し、理解いただくことも重要である。

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(4)今後さらに検討が必要と考えられる事項

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本検討会においては、在宅医療における円滑な薬物治療の提供のため、地
域における医薬品提供体制のあり方について検討を実施してきた。

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前述のとおり、地域ごとに在宅医療をとりまく状況は大きく異なり、また、

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今後、人口構成の変化を踏まえた環境の変化が想定されることから、本とり

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まとめを参考にしつつ、各地域において行政を含めた関係者が連携しながら、

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その地域の実情に応じ、継続的に医薬品提供体制の構築・強化に取り組んで

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いくことが重要である。

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このため、臨時的な対応についても、その実施状況等を継続的に把握し、
必要に応じ見直すことも必要と考えられる。

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また、地域によっては、薬局は存在するが訪問看護ステーションが存在し
ない地域もあるなど、上記だけでは対応しきれない場合もあると考えられる。

○ 本検討会では、構成員から、
・薬剤師にもう少し機能を幅広く持たせて、例えば、医師の指示の下で輸液
交換などをするという対応も必要ではないか
・患者宅等で薬剤師が実施することができる調剤業務の範囲について見直し
が必要ではないか

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・保険医が処方箋を交付することができる注射薬(保険薬局で保険調剤が可

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能な注射薬)の種類を見直し、対応できる事例を増やすなどの対応も必要

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ではないか

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・離島やへき地など医療資源が乏しい地域においては、臨時的に営業する薬

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局の開設を認め、構造設備についても一定程度緩和することを検討すべき

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ではないか

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といった意見もあった。
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