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資料1:臨床研究・治験の推進に係る今後の方向性について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_55079.html
出典情報 厚生科学審議会 臨床研究部会(第41回 3/19)《厚生労働省》
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臨床研究・治験推進に係る今後の方向性について
2.症例集積性の向上③【国民・患者の理解や参画促進】
主な意見等


国民の臨床試験の理解を向上する取組を推進する必要がある。



海外ではリサーチマッチという各大学病院をつないだネットワークを作っており、それを患者さんが見られる
仕組みがある。また、医療機関の治験の情報と、患者さんの疾患と薬剤情報、通える距離をマッチングして、
紹介するというようなICTを活用した仕組みもどんどん広まっている。日本は特に臨床試験の情報が患者に対
して見えづらいと思う。



jRCTは患者にとって検索しにくいのが現状。jRCTに登録されている内容が患者向けの平易な言葉ではない部
分も課題であるので、企業としても患者に分かりやすい内容になるように取組を進めたい。



海外と比べて、治験や開発に対する国民・患者の理解が異なるので、理解を深めることが重要。また、アクセ
スしやすい環境作りとして、スマートフォンで扱いやすい情報にすることが重要になっていく。



患者・市民参画(PPI)が研究者等に理解されていないと感じる。AMEDの研究計画書にもPPIに関する任意記
載欄があるが、ほとんどPPIに触れられていない、あるいは誤った認識をされている。研究者に対してPPIとは
何かを啓発する方策を考えていかないと進まないのではないか。
ヒアリングにおける主な意見



臨床研究中核病院において、患者・市民との協働によりレイプロトコルシノプシス、レイサマリー、説明・同意文書の補
助資料の作成や実施の支援をしてみてはどうか。(一般社団法人ピー・ピー・アイ・ジャパン 八木参考人)

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