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資料1:臨床研究・治験の推進に係る今後の方向性について (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_55079.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 臨床研究部会(第41回 3/19)《厚生労働省》 |
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臨床研究・治験推進に係る今後の方向性について
5.臨床研究・治験に関わる医師や研究支援人材の育成・インセンティブ
主な意見等
•
研究を支援するスタッフの育成は行っているが、定着が課題。
•
修了証発行実績ではなく、研修を受けた人がどのぐらい臨床研究や治験に関与でき、それで治験数が増えたや、
効率化されたかなど、アウトカムを評価する指標に変えていくべき。給与の俸給表に反映してあげるなど、イ
ンセンティブをつけないとなかなか浸透しない。
•
日本では通常診療や他の業務に負荷するような形で、臨床試験業務を実施している状況にある一方で、臨床試
験を実施するインセンティブが現状ない。資格制度の検討や報酬面での改善をもっと検討してもいいのではな
いか。
•
臨床研究従事者はキャリアトラックも十分に整備されておらず、病院の中でのプレゼンスが非常に低い。臨床
研究を行う意義を周知し、医療機関の臨床開発に対するリテラシーの向上をしないと環境整備は進まない。
•
病院の一般の看護師や検査技師、薬剤師をトレーニングして、病院全体として臨床研究・治験に関する意識を
変えていかないと、今後国際競争に負けるだろう。
ヒアリングにおける主な意見
•
働き方改革及び医療機関の経営状況の悪化により診療に従事する時間が優先され、研究時間の確保が難しくなっており、
これを解決する方策が必要と考える。(臨床研究中核病院連携協議会 花岡参考人)
•
研究支援人材に対するキャリアパスにつながるシステムの導入が必要である。一部機関ではキャリアパスの評価制度を導
入しているが、一般的に社会的な認知度は著しく低い。また、AROの給与の低さは、人材の育成及び雇用に大きく影響し、
人材の流出につながるためこれを解決することが必要。(臨床研究中核病院連携協議会 花岡参考人)
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5.臨床研究・治験に関わる医師や研究支援人材の育成・インセンティブ
主な意見等
•
研究を支援するスタッフの育成は行っているが、定着が課題。
•
修了証発行実績ではなく、研修を受けた人がどのぐらい臨床研究や治験に関与でき、それで治験数が増えたや、
効率化されたかなど、アウトカムを評価する指標に変えていくべき。給与の俸給表に反映してあげるなど、イ
ンセンティブをつけないとなかなか浸透しない。
•
日本では通常診療や他の業務に負荷するような形で、臨床試験業務を実施している状況にある一方で、臨床試
験を実施するインセンティブが現状ない。資格制度の検討や報酬面での改善をもっと検討してもいいのではな
いか。
•
臨床研究従事者はキャリアトラックも十分に整備されておらず、病院の中でのプレゼンスが非常に低い。臨床
研究を行う意義を周知し、医療機関の臨床開発に対するリテラシーの向上をしないと環境整備は進まない。
•
病院の一般の看護師や検査技師、薬剤師をトレーニングして、病院全体として臨床研究・治験に関する意識を
変えていかないと、今後国際競争に負けるだろう。
ヒアリングにおける主な意見
•
働き方改革及び医療機関の経営状況の悪化により診療に従事する時間が優先され、研究時間の確保が難しくなっており、
これを解決する方策が必要と考える。(臨床研究中核病院連携協議会 花岡参考人)
•
研究支援人材に対するキャリアパスにつながるシステムの導入が必要である。一部機関ではキャリアパスの評価制度を導
入しているが、一般的に社会的な認知度は著しく低い。また、AROの給与の低さは、人材の育成及び雇用に大きく影響し、
人材の流出につながるためこれを解決することが必要。(臨床研究中核病院連携協議会 花岡参考人)
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