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【資料3】「ポリオウイルスの取扱いに関する指針」(案)及び 「ポリオウイルスに対する緊急時対応計画」(案)の策定に向けて(報告)[1.7MB] (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_54655.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第94回 3/26)《厚生労働省》
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世界のポリオ根絶及び流行状況
ポリオ根絶に向けた状況

資料

○ 2型WPVは1999年のインドの症例を最後に終息、3型WPVも、2012年のナイジェリアの症例を最後に終息し、世界ポリオ根絶認定委

員会は、2015年9月に2型WPV根絶を宣言し、2019年10月に3型WPV根絶を宣言。
○ 1型WPVの流行国は、アフガニスタン、パキスタンの2か国。
○ WHOは、2016年に3価経口弱毒生ポリオワクチン(tOPV)接種を世界的に停止し、現在はIPVの接種、OPV使用国では2価経口弱毒生
ポリオワクチン(bOPV)+IPVが使用されている。また、2型VDPV流行国では、2型単価経口弱毒生ポリオワクチン(mOPV2)および
遺伝的に安定した新規2型経口弱毒生ポリオワクチン(nOPV2)が使用されている (一部でtOPVを復活し使用している地域あり)。
○ 2022年以降、イスラエル、米国、英国、カナダ等のポリオ排除国においてヒト-ヒト間で伝播したワクチン由来ポリオウイルス
(cVDPV)の伝播が顕在化。
○ WHOは、2014年にポリオの国際的な拡散について、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)として宣言、直近で2024
年11月に第40回緊急委員会を開催し、PHEICを継続としている。

ポリオの流行状況


Global Surveillance Indicators:
2024年1月1日~ 2025年3月11日における地域別発生状況



過去6か月※1におけるWPV&VDPV※2の発生状況

●WPV1 cases
●cVDPV1 cases
●cVDPV2 cases
※1 2024年9月12日~2025年3月11日
※2 環境調査検出ウイルスは除く

出典:WHO 「Global WPV1& cVDPV Cases」

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