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【資料3】「ポリオウイルスの取扱いに関する指針」(案)及び 「ポリオウイルスに対する緊急時対応計画」(案)の策定に向けて(報告)[1.7MB] (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_54655.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第94回 3/26)《厚生労働省》 |
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世界ポリオ根絶イニシアティブ(Global polio eradication initiative ;GPEI)
背景
○ ワクチンの普及により世界的にポリオの流行国や患者数は激減し、1988年の世界保健総会において、WHOはポリオ根絶を目指す決議
を採択した。
○ これを受けて、WHOと民間団体等で設立された「世界ポリオ根絶イニシアティブ(Global polio eradication initiative;GPEI)」が
定期予防接種やハイリスク地域の一斉予防接種、ポリオの症状である急性弛緩性麻痺サーベイランス(病原体検査含む)に取り組んで
きた。これらの取り組みの成果により、野生株1988年に125カ国で野生株によるポリオ患者が発生していたが、2024年に1型WPVが
報告されたのはアフガニスタン、パキスタンのみであった。
○ ポリオ根絶に向けては、WHOにより「ポリオ根絶戦略2022-2026 (The Polio Eradication Strategy 2022-2026)」
が推進されているが、様々な要因によりタイムラインが予定どおり進んでいないことから、ポリオ根絶戦略は、
2022-2026から2022-2029へ後ろ倒しとなった。
○ WHOはWPV1の根絶認証を2027年までに、また、cVDPV2の根絶認証を2029年までと、それぞれ延長した。
ポリオ根絶戦略のタイムライン
ポリオ根絶戦略
2022-2026
WPV1根絶の認証
WPV1伝播停止
cVDPV2伝播停止
cVDPV2根絶の認証
出典:Polio eradication strategy 2022-2026 : delivering on a promise,extension to 2029
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背景
○ ワクチンの普及により世界的にポリオの流行国や患者数は激減し、1988年の世界保健総会において、WHOはポリオ根絶を目指す決議
を採択した。
○ これを受けて、WHOと民間団体等で設立された「世界ポリオ根絶イニシアティブ(Global polio eradication initiative;GPEI)」が
定期予防接種やハイリスク地域の一斉予防接種、ポリオの症状である急性弛緩性麻痺サーベイランス(病原体検査含む)に取り組んで
きた。これらの取り組みの成果により、野生株1988年に125カ国で野生株によるポリオ患者が発生していたが、2024年に1型WPVが
報告されたのはアフガニスタン、パキスタンのみであった。
○ ポリオ根絶に向けては、WHOにより「ポリオ根絶戦略2022-2026 (The Polio Eradication Strategy 2022-2026)」
が推進されているが、様々な要因によりタイムラインが予定どおり進んでいないことから、ポリオ根絶戦略は、
2022-2026から2022-2029へ後ろ倒しとなった。
○ WHOはWPV1の根絶認証を2027年までに、また、cVDPV2の根絶認証を2029年までと、それぞれ延長した。
ポリオ根絶戦略のタイムライン
ポリオ根絶戦略
2022-2026
WPV1根絶の認証
WPV1伝播停止
cVDPV2伝播停止
cVDPV2根絶の認証
出典:Polio eradication strategy 2022-2026 : delivering on a promise,extension to 2029
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