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これまでの議論のまとめ(在宅医療における薬剤提供のあり方) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56631.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会 これまでの議論のまとめ(3/31)《厚生労働省》
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さらに、地域によっては、薬局は存在するが訪問看護ステーションが存在
しない地域もあるなど、上記だけでは対応しきれない場合もあると考えられ
る。

○ その他、本検討会では、構成員から、
・今後、訪問看護ステーションが減少する地域もあると考えられることから、
薬剤師にもう少し機能を幅広く持たせて、例えば、医師の指示の下で輸液
交換などをするという対応も必要ではないか14
・患者宅等で薬剤師が実施することができる調剤業務の範囲について見直し
が必要ではないか
・保険医が処方箋を交付することができる注射薬(保険薬局で保険調剤が可
能な注射薬)の種類を見直し、保険薬局が対応できる事例を増やすなどの
対応も必要ではないか
・離島やへき地など医療資源が乏しい地域への対応策の検討は非常に重要で
あり、臨時的に営業する薬局の開設を認め、構造設備についても一定程度
緩和することを検討すべきではないか
といった意見もあった。


厚生労働省においては、こういった意見も参考にしつつ、引き続き必要な
対応について検討していくべきであると考える。

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検討会では、医師の指示に基づき輸液交換を実施する場合、看護師は、その職能によっ

て、単にボトル交換を行うだけではなく、穿刺部の漏れや固定、輸液ライン、姿勢による
滴下の変化等を確認し、アセスメント、必要に応じて固定のし直しや差し替えを実施して
いるとの意見もあった。
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