調査の概要①
１ 調査の目的
○ 令和６年度診療報酬改定において、地域移行・地域生活支援の充実を含む質の高い精神医療
を評価する観点から、精神疾患を有する者の地域移行・地域定着に向けた重点的な支援を提供
する病棟の評価の新設や地域移行機能強化病棟入院料の継続と要件の見直し等を行った。
○ これらを踏まえ、本調査では、精神医療等に係る改定の影響や関連した取組の実施状況等に
ついて調査・検証を行う。
２ 調査の対象
○ 本調査では、「病院調査」「病棟調査」「診療所調査」「患者調査（入院患者）」「患者調査（外来
患者）」の５つの調査を実施した。各調査の調査対象は次のとおり。
（１） 病院調査
以下の①及び②の計1,141施設を対象とした。
① 「精神科救急急性期医療入院料」「精神科急性期治療病棟入院料」「精神科救急・合併症入
院料」「精神科地域包括ケア病棟入院料」「地域移行機能強化病棟入院料」「精神科入退院支
援加算」「精神科急性期医師配置加算」「療養生活継続支援加算」「児童思春期支援指導加算」
「早期診療体制充実加算」「通院精神療法（情報通信機器を用いて行った場合）」「精神科在宅
患者支援管理料」のいずれかの届出をしている病院 ・・・ 941施設（悉皆）
② 上記以外の精神病棟入院基本料、精神療養病棟入院料等を算定する病院 ・・・ 200施設
（無作為抽出）
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