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資料1 (7 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/010636.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(4/27)《日本医師会》
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4.オンライン診療で特に注意しなくてはいけないこと
本人確認や患者さんのプライバシーの保護など、対面診療で守らなければな
らないことは、オンライン診療でも守らなければなりません。
この他、対面診療では必要ないものの、オンライン診療で気を付けなければ
ならないことは、「オンライン指針」にも記載してありますが、以下の点です。



オンライン診療を実施する際は、実施する旨について、医師と患者さんと
の間で合意が必要になります。合意を行うに当たっては、患者さんがオン
ライン診療を希望する旨を明示的に確認することが求められます。
※次ページの同意書および診療計画サンプルを参考にしてください。



オンライン診療を実施する際は、同じ患者さんであっても、毎回、医師が
医学的な観点から実施の可否を判断しなければなりません。オンライン診
療を行うことが適切でないと判断した場合はオンライン診療を中止し、速
やかに適切な対面診療につなげなければなりません。



オンライン診療は、対面診療に比べて得られる患者さんの心身の状態に関
する情報が限定されるため、医師は、こうしたオンライン診療による診療
行為の限界等を正しく理解した上で、患者さん及びその家族等に対して、
オンライン診療の利点やこれにより生ずるおそれのある不利益等について、
事前に説明しなければなりません。



初診オンライン診療は原則としてかかりつけの患者さんに対してのみ行っ
てください。医学的情報が十分に把握でき、患者さんの症状と合わせて医
師が可能と判断した場合のみ、かかりつけの患者さん以外に対してもオン
ライン診療を実施できます。

ここでは、もっとも重要な点のみを記載しています。必ず、オンライン指針
をご一読下さい。

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