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資料1 医療圏、基準病床数、指標について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25852.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第8回 5/25)《厚生労働省》
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医療圏に関する論点
論点


二次医療圏は、地理的条件等の自然的条件、日常生活の需要の充足状況や交通事情等の社会的条件
を考慮し、各都道府県において設定されている。現在、二次医療圏の多くは人口20万人未満となっ
ているが、2040年にかけて各地域で人口減少が進み、更に人口規模の小さい区域の増加が見込まれ
る中で、二次医療圏の在り方についてどのように考えるか。



二次医療圏について、以下の事項を踏まえ、第8次医療計画策定に当たっても引き続き各都道府県
に見直しを求めることについてどのように考えるか。
① これまで、人口規模や患者の流出入の状況から、入院医療を提供する区域として成り立っていな
いと考えられる場合には、二次医療圏の設定の見直しについて検討することとしてきたこと
※具体的な基準については、今後公表される令和2年患者調査を踏まえて議論・設定
② 医療計画作成指針や地域医療構想策定ガイドラインにおいて、一般の入院医療を提供することが
相当な地域的単位である二次医療圏について、病床の機能分化・連携を図るための構想区域と一致
させることが適当であると示していること
③ 医師確保計画策定ガイドラインにおいて、医師偏在指標上の医師少数区域に該当する二次医療圏
であって、近隣の二次医療圏の医療機関において当該二次医療圏の住民の医療を提供することと企
図しているような場合に、限られた医療資源を効率的に活用し、近隣の二次医療圏に医療資源を集
約する観点から、二次医療圏の設定を見直すことが適当であると示していること



医療計画の作成指針において、隣接する都道府県の区域を含めた医療圏を設定することが地域の実
情に合い、合理的である場合には、複数の都道府県にまたがった医療圏を設定しても差し支えない旨
を示しているが、大都市圏における都道府県圏域を超えた医療の提供等について、広域的なマネジメ
ントや地方自治体間の役割分担の明確化を図るための対応としてどのようなものが考えられるか。
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