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「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書(概要) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26149.html
出典情報 「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書について(6/9)《厚生労働省》
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第3 第8次医療計画の策定に向けて
【対応の方向性】
1.第8次医療計画の基本的な考え方
○ 「精神疾患の医療体制の構築に係る指針」において、医療、障害福祉・介護その他のサービスを切れ目なく受けられる体制の整
備に関する内容を新たに記載するとともに、令和6年度からの診療報酬、障害福祉サービス等報酬、介護報酬の同時改定に向け
て、こうした体制の実現に資する実効的な方策について検討を進めていくべき。
2.第8次医療計画における指標例等
○ 医療、障害福祉・介護その他のサービスを切れ目なく受けられる体制を整備する観点から、「普及啓発、相談支援」「地域におけ
る支援、危機介入」「診療機能」「拠点機能」の段階ごとに、ストラクチャー、プロセス、アウトカムの各指標例を、第7次医療計画に
おける指標例を含めて定めるべき。
○ 普及啓発や人材育成を目的とする研修等の実施回数、受診前相談・入院外医療の充実、都道府県等における精神科救急医療
体制と一般の救急医療体制との連携等の指標を新たに設けるべき。
○ 患者の権利擁護等に関する指標を検討するべき。
○ 有用かつ都道府県にとって簡便な指標となるよう、取捨選択を図るべき。
○ 各疾患等について、その特性を踏まえた医療提供体制の基本的な考え方を、精神指針で示すべき。
3.第8次医療計画の精神病床における基準病床数の算定式
○ 算定式の検討に当たっては、精神病床における入院患者数の減少傾向を勘案したものとするべきであるという点、政策効果及び
政策効果以外の両者の影響を勘案できるものとするべきであるという点を踏まえることが必要。

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