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「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書(概要) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26149.html |
出典情報 | 「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書について(6/9)《厚生労働省》 |
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第5 医療保護入院
【対応の方向性】
1.医療保護入院の見直しについて
(1) 入院医療を必要最小限にするための予防的取組の充実
○ 包括的支援マネジメントを推進し、医療、障害福祉・介護その他のサービスを切れ目なく受けられる体制を整備するため、令和6
年度の診療報酬・障害報酬の同時改定での評価を含めて検討を進めるべき。
○ 昼夜を問わず、患者の緊急のニーズに対応できるよう、受診前相談や入院外医療の充実について、診療報酬等の評価を含めて
検討を進めるべき。併せて、入院治療へのアクセスを24時間365日確保することが必要。
(2) 医療保護入院から任意入院への移行、退院促進に向けた制度・支援の充実
○ 医療保護入院の入院期間を定め、精神科病院の管理者は、この期間ごとに医療保護入院の要件を満たすか否かの確認を行う
こととするべき。
○ 退院促進措置の実態を踏まえ、退院促進措置の対象者を拡大すべき。併せて、必要な人員等が確保できるよう、診療報酬にお
ける適切な評価を含めた検討を行う必要がある。
○ 長期在院者支援について、市町村において都道府県等と連携しながら、当事者、ピアサポーターと協働できる体制の構築を進め
ていくことができるよう、国においても十分な基盤の整備を検討することが重要。また、国において、自治体の取組の支援及び先
進的な自治体の取組の共有等、市町村のバックアップを進めるべき。
○ 退院促進措置に係る連携先として、地域生活支援事業において障害者相談支援事業を実施する市町村を追加すべき。
(3) より一層の権利擁護策の充実
○ 医療保護入院者や措置入院者に対して告知を行う事項として、入院を行う理由を追加するべき。
○ 医療保護入院の同意を行う家族等は、退院等請求権を有することから、告知を行うことが求められる旨を明文で規定すべき。
(4) 今後の検討課題について
○ 誰もが安心して信頼できる入院医療が実現されるよう、今後、患者の同意が得られない場合の入院医療のあり方などに関し、課
題の整理を進め、将来的な見直しについて検討していくことが必要。
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【対応の方向性】
1.医療保護入院の見直しについて
(1) 入院医療を必要最小限にするための予防的取組の充実
○ 包括的支援マネジメントを推進し、医療、障害福祉・介護その他のサービスを切れ目なく受けられる体制を整備するため、令和6
年度の診療報酬・障害報酬の同時改定での評価を含めて検討を進めるべき。
○ 昼夜を問わず、患者の緊急のニーズに対応できるよう、受診前相談や入院外医療の充実について、診療報酬等の評価を含めて
検討を進めるべき。併せて、入院治療へのアクセスを24時間365日確保することが必要。
(2) 医療保護入院から任意入院への移行、退院促進に向けた制度・支援の充実
○ 医療保護入院の入院期間を定め、精神科病院の管理者は、この期間ごとに医療保護入院の要件を満たすか否かの確認を行う
こととするべき。
○ 退院促進措置の実態を踏まえ、退院促進措置の対象者を拡大すべき。併せて、必要な人員等が確保できるよう、診療報酬にお
ける適切な評価を含めた検討を行う必要がある。
○ 長期在院者支援について、市町村において都道府県等と連携しながら、当事者、ピアサポーターと協働できる体制の構築を進め
ていくことができるよう、国においても十分な基盤の整備を検討することが重要。また、国において、自治体の取組の支援及び先
進的な自治体の取組の共有等、市町村のバックアップを進めるべき。
○ 退院促進措置に係る連携先として、地域生活支援事業において障害者相談支援事業を実施する市町村を追加すべき。
(3) より一層の権利擁護策の充実
○ 医療保護入院者や措置入院者に対して告知を行う事項として、入院を行う理由を追加するべき。
○ 医療保護入院の同意を行う家族等は、退院等請求権を有することから、告知を行うことが求められる旨を明文で規定すべき。
(4) 今後の検討課題について
○ 誰もが安心して信頼できる入院医療が実現されるよう、今後、患者の同意が得られない場合の入院医療のあり方などに関し、課
題の整理を進め、将来的な見直しについて検討していくことが必要。
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